2010年09月の記事 (1/1)

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研究も大切

あなたが今まく種はやがて、
あなたの未来となって現れる。
        
         夏目漱石(作家)



来年度のPT全国学会は

宮崎です!!


2年間、温めていた研究を
やっと発表することができそうです★



うちの病院はあまり学会発表をしません…


するメンバーといえば

Bridge特別講師陣くらいなもので…



なぜなんでしょうか?

まぁやりたい人がやればいいのでしょうけども…


自分の考えとしては

偉そうなことゆうぐらいなら
発表してその考えを実証しなさいよ!!

と思っています。



経験論…
もちろん多くの患者さんを経験すればそれなりに
何か見えてきます。

何となくね。


でもその経験論をベースに
後輩教育を使用としても
その経験がない若いセラピストには
ピンとこないことも多いんじゃ
ないでしょうか。



それを研究して立証することが大切なんじゃないかと

そのデータをベースに

だからこんな評価や治療展開ができる

ということを伝えないといけないと
思います。


あと研究を発表することで

自分の考えを

より多くの、日本中のセラピストに
伝えるチャンスになると思います。
(うちの相棒は世界に発信していますが…)

また研究の中で
新たな疑問や
そして学会での質疑によって
自分の見方と違った
新しい視点を教えてもらう
良い機会ともなります。


まぁ
自分は基本的に
他の人と同じことするのが嫌い

という天の邪鬼のため

自分で考えたことが
どの程度
臨床で応用できるのか

ただの机上の空論なのか

なんてことを
知りたいだけです。

演題が通ればいいですが…。
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評価 自分の思う所…

毎日をまったく違う人生と見なすべきだ。
          
      セネカ(哲学者)



☆☆今回は実際の治療場面について
書きました。非常に長文なので
時間のある時にどうぞ☆☆


どうもどうも、
昨日はボスがやっているデイへ行って

ポニョ先生の患者さんを
一緒に治療していきました★


ポニョ先生の成長ぶりと
もっとあるのびしろを
少しでも伸ばすお手伝いですね☆


あとは自分へのプレッシャーですね
自分と初めて接する患者さん

30分程度の治療時間の中で
評価、問題点と
患者さんが自分の身体に対して
思うこと
を考えながら

その日の中で
ポニョ先生の気づいていないこと
もっとこうしたらいいんじゃないか
なんてこと

そして自分、管理人が介入することでの
患者さんの変化
を見て、感じてもらうために…


ポニョ先生の良い刺激になるように

そして
この日一緒に関わった患者さんが
自分の身体の変化に喜びを
感じてもらえるように
できればと望みました☆


まずはこんな機会を提供してくれた
ボスとポニョ先生に感謝です。


………

とかポジティブにゆうてますけど

そして治療中
楽しそうになってますが

すんごいプレッシャーでしたよ(笑)


その30分の中で
事前情報なんてないままに

ポニョ先生のアプローチ以上の
変化を出す!!

をテーマにしましたんで
自分の中では★



昨日帰ってから

ポニョ先生からメールを頂き
良い刺激になったようなんで
自分としても
良い関わりができたかな、
なんて思います。

★★またポニョ先生、
感想をコメント頂けるとありがたいです★★


初めての患者さんからも

「また来てね~
 また一緒にリハビリしてね~」

なんて言ってもらえて
本当にセラピストをやっていて
よかったなんて思います★




この日ポニョ先生に気づいてもらいたかったのは

評価の大切さ

でした。


患者さんは何を期待して
リハビリを受けに来ているのか?

自分の身体をどう思っているのか?

その身体の感じは何が原因で起こっているのか?

その原因を患者さん自身に
気づいていもらっているのか?

患者さんの抱える問題に
課題は合っているのか?

…多くの場合課題が高すぎてしまう
 ことが多いです。

そして1回1回の治療の中で
どこまでをゴールに設定し、
その日の中で患者さんが
どうなれるのか

そしてリハビリの後にも
…次回のリハビリまでに
改善した問題をどう
自分で維持・改善する方法を
伝えられているのか
気づいてもらえるような
リハビリができているのか

なんてことですかね。


ということで評価
について今回お話します

前置きが完全に長すぎますね(笑)


この日はたまたま
他の病院の研修生
OTの4年目の先生も来ていました。

すごく謙虚で
ですがすごく臨床に対して
真剣な先生でした★

ポニョ先生と同年代、
そしてポニョ先生同様
やる気満載でした。

その2人に共通することは……

動きの外部からの観察はできる

でも
その見た目の
アライメントだったり
動き方について

なんで生じているか
の考察が
運動機能の障害であったり
感覚障害、といった
あくまで
セラピスト側からの
評価になってしまっている
ことだと思います。


では一人の利用者さんを
例に話しを進めていきます。

確か視床の障害により
左片麻痺になった患者さんです。

この患者さんは
「左下肢が全く分からない」
「動くのが怖い」
「だから歩く時も左足を見ないと分からない」
ということでした。

歩行は杖歩行で自立しています。

だけど表情は暗く
笑っていても目は笑っていない

なんて感じでした。

ポニョ先生の評価も
左下肢の感覚障害が重く
恐怖感がある

とのことでした。


随意性としてはBr-stage4レベルですかね


利用者さんの話しからも
左下肢の感覚が分からない
→怖い
との訴えがありました。

ポニョ先生の評価は
間違っていないです。

じゃあ
何が分からないから怖いのか?
についてさらに考えないといけないですよね。

感覚、といっても大雑把です。

この利用者さんは
逆にいえば
何が分かれば怖くないのか?

を評価しないと
何に対してアプローチを
しないといけないかが
見えてきませんね。

感覚入力、といっても
どこの身体部位に
どんな感覚が入力され
それを相手が認識しないといけないのか
までを考えないといけないですよね。

ということで
ポニョ先生と一緒に
利用者さんと話しをしながら
問題点を探ることにしました

この方、座っている時はそれほど怖くないそうです。

実際に座っている時には
自分で足を挙上していることも
閉眼で分かります

だけど立位になると
全く分からないんだと…
言われます。

そこで
「じゃあ怖いと思うんですけどすいませんが
立ってもらってもいいですか?」

と立ってもらうことにしました。

そうすると左下肢が全く支持に参加しないんですね。
筋緊張が高まらないんです。

ほぼ非麻痺側の下肢で立ってしまっています。

「あと座ろうとすると膝がガクっとなってしまうんです」

と言われました。

実際にしゃがみ込む際に左ひざは崩れます
そりゃあ緊張高まってないですから

ところで…
気づきますか?
この言葉の矛盾に…

………………

【管理人の心の中】
あんた…(失礼ですが)

下肢全く分からないゆうてたやん…

 (ちなみに管理人は熊本生まれ、岡崎育ちです)

でも膝ガクってするの分かるんじゃん

嘘つき…(笑)

………………

ということでこの患者さんは感覚障害が
メインの問題ではないんじゃないかと
思いました。

もちろん非麻痺側に比べたら
感覚に問題はあると思います。

でも坐位では
足底の圧が増えることも分かるし
下肢を挙上したり
空間保持することも閉眼でも
分かるんです。

だけどこの利用者さんの中では
すごく「悪い足」「分からない足」
という印象が強いんだな、
と思いました。

だから
非麻痺側だけでの立位となり
要するには
ずっと片脚立ちでバランスを
とっており、
健常人と違い
麻痺側の上肢・下肢の緊張も低く
さらにバランスをとりにくい中
姿勢を保持しないといけないために
非麻痺側で必死に姿勢制御をしなければ
いけない
なんて状況にあったんじゃないかと
思いました。

だからこそ
「悪い足」の左下肢なんかに注意が向くわけもなく
さらにもう支えようともしていない下肢からは
荷重から生じるはずの情報もない

その結果
「分からない」
という感覚が生まれているんじゃないか
と仮説を立てました。


そしてもうその時には
左下肢で立つ、
という感じそのものがなくなったんだと
思いました。


そこで自分のテーマは
立位での荷重感覚が分かる=恐怖感がなくなる
はず、
患者さん自身に荷重感覚を気づき
自分で荷重をした、ということを感じてもらう
ことができたらいいな、と思いました。

じゃあこの方の
荷重感覚
=荷重をしていることが実感できる感覚
はなんなんだ?
を見つけないといけません。

この方の立位から考えると
左下肢は足底こそ床に着いているものの
支持という役割は果たされおらず
骨盤に下肢が付いてるだけ…
という感じでした

つながり…がないんですね
つながり/コネクションて何?
みたいな話しですが

荷重時のつながりを考えると
股関節の部分では臼蓋-骨頭間での
関節面にかかる圧、
なんてものだと自分は思ってます。

荷重感なら足底感覚、なんてことも
一昔前の文献では重要視されてました。
もちろん大事です。

がこの方は坐位の部分でもありましたが
足底感覚自体は
分かるんですね

ということは足底感覚、足圧を
増やしたところで
荷重感覚にはつながらないかも、
と自分は考えていました。

この方は
上半身の重みが骨盤の臼蓋を介して
大腿骨ー下腿にその重みを伝え、
結果的に足圧が増えること

をかんじてもらいたいと思いました

ということでまずは臼蓋-骨頭に
圧を加えてみました

大腿部を持って
アライメントを崩さない程度に臼蓋に
圧を加えてみる

管理人(管):どう?
利用者さん(利):わかんないです…

どうも圧だけじゃないな

なんて思い、次の仮説へ

この患者さんは前述したように
麻痺側下肢の緊張が非常に低い

ということで
大腿部を把持する力を強くし、
もう一方の手は臀部を強めに把持しながら
同様に臼蓋へ圧をかけました

そうすると左下肢の緊張が
少しずつ高まってきたんですね

管:どう?
利:ん~分かんないです

でも患者さんの身体に変化は出てきています。

問題はこの違いを患者さんに気づいてもらうことが
できるかどうかですね。

ここからは質問の聞き方
質問の課題のレベルの設定
が大事になってきます。

(身体変化はあるので課題としては間違っていないだろうと
 管理人は判断しました)

管:じゃあこれ(臀部・大腿部の把持を強くする)と
     これ(把持をほぼゼロにする)で
  違いは分かります?
利:分からないです。

*この時管理人は把持する力を変えますが
 臼蓋ー骨頭圧はできるだけ変化しないように配慮します
 そうしないと今やっている評価が
 筋の緊張の変化の課題なのか
 圧の変化の課題なのか曖昧になってしまうので…
 もちろん今は筋の緊張の変化の課題です

これでも分からないんだ…
質問の仕方が分かる?分からない?
だからいけないのか?

管:じゃあこれ(把持強)、とこれ(把持ゼロ)の時は
  一緒なんですか?
  (何回か繰り返します)

……
利:一緒じゃないですね

少し利用者さんの言語に変化が出ましたね★
元々「分からない」ということがこの方には
前提としてあったので
分かる・分からない?という質問では
この方は
絶対的に自信がない限りは
分からない
と言ってしまう、
分からないと
思ってしまっている
のだと思います。

管:どっちが怖くないですか先(強)と後(ゼロ)で
利:先です!

違いがある、ということに気づきました。
ではさらに課題を高くして
強い/ゼロという感覚の有/無から
感覚の変化に注意を向けてもらいます。

管:(さらに把持を強くして)これならどう?
利:大分しっかりします

変化にも気づいてこれました
あとは
この方のボディイメージ
分からない下肢・怖い下肢というイメージを
言語的にも再修正するために

管:今怖い?
利:怖くないです!

成功ですね。
この方の下肢は
怖くない下肢に変わりました。

*ここで大事なのは誘導尋問にならないことです
 言わされているだけじゃだめですよ。
 言葉が変わっても身体反応と相関がなければ
 ただのカウンセリングや心理療法になっちゃいますんで



ということはこの患者さんの
怖い、という発言は

左下肢を荷重した際に
上手く股・膝関節周囲の緊張の高まりから
生まれる筋のスティフネスによる
股・膝の関節圧の高まりによる
関節安定性、
という感覚が欠如していることが
原因ではないのか

ということになります。

じゃあこの感覚を
自分でどうしたら確認しながら
運動できるのか?

という課題を考えないといけないですよね
立位でずっとこちらが筋を把持している状態

いわゆるハンズオン(hands on)の状態では
家に帰ったら自分じゃできないですよね。

この感覚を利用しながら
さらにこの日の治療時間内で
ハンズオフ(hands off)に
つなげるには?

ということで端坐位から
少しお尻を浮かしてもらう状態
までを繰り返し練習したらどうか?

立位ではまだ恐怖感もあるだろうし

ということで
まずは臀部・大腿部を把持しながら
(この時はポニョ先生に把持してもらいました)
利用者さん自身が左下肢の緊張が感じられる範囲でお尻を浮かせたり
端坐位に戻ったりしてもらいました

一度
怖くない感覚が分かったこの患者さんは
あっという間に自分でできるようになり

数分後には
自分で立てそう!!

と自ら立位にまでなってしまいました。

管:もう怖くない?
利:怖くないです(笑顔)

な感じです。


今まで抱えていた恐怖感
感覚障害、というポニョ先生の評価は
間違ってはいません

だけどもっと細かく
患者さんの言葉や身体の変化
課題の設定の仕方
そして質問の仕方を
考えると
患者さんは変化します

そして患者さんが実感できることで
患者さん自身の動きも
心理面にも変化を与えることが
できるんじゃないか

ということを
ポニョ先生に伝えられれば
そして感じてもらえれば
成功だと思いました。


えらい長くなりましたが
実際の管理人の評価の思考過程を
伝えられればと思いました。

自分の成長、仲間の成長

自分が変わるには、
自らの愚かさをあざ笑うことだ。
そうすれば見切りをつけ、
前進することができるのだ。
         
       スペンサー・ジョンソン(医学博士)


前にブログで書いた後輩と、
今日は端坐位の評価から
仮説・検証の方法について
ディスカッションしました★

後輩、1週間ですごく成長しました。

毎回の治療で、自分なりに
仮説・検証をして
問題点を少しずつ絞り込めているようです
(上から目線ですが)


はじめの御言葉にあるように
後輩なりに
自分の今までの考え方に見切りをつけ

うちの言っていることは
どうゆうことか、
を理解しようと努力しています。

もちろん
うちがゆうてることが答えではありません

一つの可能性です。


でも今までは自分の中での評価で
それが目の前の患者さんに
実際に当てはまっているか
どうか
を考えていなかったんでしょうね。


細かい仮説を立てることができれば
問題点はおのずと絞られてきます。

絞られるからこそ
適切なアプローチ
効率の良いアプローチ

そして何より
患者さん自身が
リハで何をやっているのか
患者さん自身が
何をやったら
いいのか
が分かりやすいアプローチになると思います。

大雑把な仮説でのアプローチは
患者さんに
”何を学習して欲しいのか?”
が曖昧になります。

だから上手くいく患者さんと
いかない患者さんがでてきます。

そして上手くいく患者さんでも

それは患者さん自身が

大雑把な

アプローチから

患者さん自身が問題点を見つけ
自分の脳や動きを改変させているはずです。

綿密なアプローチこそ
患者さんは
何を気にしたらいいのか
が明確になります。

だからこそ
患者さんも何に集中するか、
が明確になり
モチベーションも維持しやすい
んじゃないか、
なんて思ってます。


患者さん自身が自分の身体の
問題点に気づき、
修正し、
さらには予測的な動きの制御ができる

ことが運動学習
だと自分は思っています。

そのためには患者さんが
抱えている問題を
どうしたら患者さん自身が認識できるのか

認識しやすい
環境であったりアプローチをするために
患者さんを評価し、
導くことがセラピストの役割だと思います。


先週まで後輩の核であった
外部観察からの評価

に加えて、
患者さんの心理面やボディイメージを踏まえて
仮説を立てる、
認知的には
内部観察の重要性に

後輩自身が気づけたんじゃないか
と思います。


教育、は大人数を相手にはできないです。
自分は。

人数が多ければ多いほど、
知識や臨床への意欲、考え方に
大きな差があります。

少なければ
その子の悩んでいるレベル
に合わせて伝えるべき内容
気づいて欲しい内容
自分で考えて欲しい内容に
合わせることができます。

だから自分は少人数でのディスカッションが
本当は好きです。


そして
その中で刻々と変化する
相手の反応や理解度に合わせて
自分の説明する内容やレベルを変化させる

その場でその患者さんを見て
問題点に行きつくための
仮説立て・検証の方法を
考えださないといけません。

でも患者さんとの治療もそうですよね。

その時々で変化する
患者さんの学習レベルに合わせ、
20分、40分の間で
目標を設定し、
患者さんと進む。

後輩への教育は自分への教育です。
そしてプレッシャーです。

理解できない難しいことをゆうのではなく
後輩が次の日の臨床に活用できるための
知識と臨床応用への結び付け
を導くことだと思います。

ということで最近は
刺激的な毎日となっております。


あともう一つ、
近日中にファミレス勉強会の開催が決定しました。

うちとその後輩と
あとは9月の勉強会に来てくれた
とある回復期病院の若手セラピストの方々です★

1年目の先生が多く、
9月の勉強会もフリーズしてしまったようで…

もう少し分かりやすく、
レベルに合わせて
説明できればと思います。

せっかくの良いチャンスなので
その後輩に講義させたろうかと
思ってます。

やる気のあるセラピストと一緒に勉強するのは
すごく良い刺激になりますし

先輩として
抜かれないように
頑張るためのプレッシャーにもなります


こいつしょぼいな

なんて思われないように
頑張ります★

後輩への教育、ファミレス勉強会(9/20更新)

この世で一番難しいのは、
新しい考えを受け入れることではなく、
古い考えを忘れることだ。
             
     ケインズ(経済学者)


早くも、ある回復期病院のセラピストから
ファミレス勉強会がやりたいです!!

なんてメールを頂きました★

ありがたいことです!!


何とか都合をつけて開催しようと思います♪
できれば実技もできるような場所
(ファミレスじゃなくても)
で開催できるといいかもしんないですね!


あと
私、10月から訪問に異動になります。
去年の前半の半年間経験してました。

機能回復、よりも
患者さんの生活の中で
環境や家族との関わりを
活かして
患者さん自身のよりよい
生活スタイルをどう獲得していくか
を追求する分野だと自分は思っています。

実際の在宅、
という場面でセラピストとして
自分が何の役に立てるか、
を勉強する良い機会になるよう
頑張ります★


ただ…
ただ…


わたくし、専門領域が
基礎研究と神経系なんです…。

つまりは
そんな基礎系や中枢神経系の
患者さんに対する
研究がかなり難しい
というデメリットもあります。

ただ
病院内での仕事に比べると
比較的残業も少なく、
時間的な余裕もできます。


だから
そろそろ真面目に後輩の教育や
自分の論文的な知識も深める良い機会に
なるかな

なんて考えてました。


そんな時、
1個下の後輩が
「私を教育して下さい!!」
と言ってきました。


うちの信頼している後輩です。

自分なりに患者さんのことを考えて
自分なりにちゃんとゴールを考えている
後輩です。

あんた、わざわざ
教育しなくてもいいんじゃないの?

とも思いながら

何を教育して欲しいの?

と聞くと

自分の立てた仮説以外に
もっと他の視点や考え方を
教えて欲しい
とのことでした。



ということで昨日は
患者さんも空いてて
自分も時間があったので
困っている患者さんの治療に
一緒に入りました。

患者さんは
左の脳出血で
頭頂葉のほとんどが出血でやられているような
状態…

自分は
治療に入る前に
画像から
失語は?
失行は?
感覚、注意の問題は?

なんて仮説を立ててから
治療に臨みました。


基本は後輩がアプローチしながら
うちは横から口出し、
手が足りなければ助ける、
なんてスタイルをとりました。

まずは患者さんの状態もですが
後輩がどんな風に
移乗をしたり端座位を介助するかをみてました

この患者さんは非麻痺側の突っ張りが非常に
過剰でいわゆるプッシャー的な
感じになっている状態でした。
そして体幹は重力に負けつぶれており、
頚部を起こしておくこともできない状態でした。


この人どうやって座ってるの?
 ⇒骨盤を後傾してます

なんで骨盤は後傾してるの?
 ⇒腹部の安定性が低くて保持できないんです

なんで腹部の安定性が低いの?
なんでうちらは骨盤後傾しても座れるの?
 ⇒………。

なんて感じで

全ての質問の答えに
なんで?

ってゆうことをぶつけてみました。


いじわるでごめんなさいねえ。


でもその後輩も
5年目のPTとなり
ある意味
上からもあまり言われなくなる年代。
そして後輩に指導したりもする年代。
自分の経験で何となく治療展開ができてしまう年代。

その子は自分なんかよりも
感性はすばらしいので
動作を視覚的に捉えることもできるし
筋緊張の状態も捉えることができます。


だけど
その筋緊張の変化がなぜ起きているか?
ということはこれまであまり気にしていなかったようです。


あとはまだ目に見える部分だけで考察を
してしまいます。

臨床場面では目に見える部分をアプローチすれば変わることもありますからね

自分もありがちですが…

だから仮説の過程が
骨盤が崩れる←腹圧が足りない←麻痺の影響←???

という感じになります。

つまり
腹圧を上げられない、
という現象の原因までは考えられていないんですね。

麻痺,というならなぜ、どんな麻痺が生じているから何にどうアプローチしたら麻痺が改善するのか?を仮説立てないといけません

麻痺は治らない,と考えたら麻痺に対してはアプローチできないことになりますよね

ぢゃあ随意運動はどう生じているか?を知らないといけません…

では腹圧を上げられない原因とは…

骨盤を安定する、なんてゆう概念がない
のかもしれません

あとはこの方は非麻痺側の左上肢の押し付けが非常に強く、
視覚情報は左ばかりに向きやすい。

ということはこの方が
現在感じているのは左の上肢からくる感覚と
その周辺の視覚情報だけしかない
(他の情報には注意が向かない)
のかもしれません。

この方は一番使いやすい左の視野と
左上肢をフルに使って
何とか倒れないようにしている

だから他の部位がどうなろうと
知ったこっちゃないのかもしれません。

そんな患者さんに
左上肢が突っ張りすぎているからと
「手をバンザイして」
なんてことは意味があるのでしょうか?

唯一、身体と環境であるプラットホームを
離してしまって
どこで
姿勢を保持するのでしょうか?

それだったら
患者さんにそんな恐怖なリハをするより、
坐位保持を手を使わなくても
済むように導いてあげる

ことが必要ですよね。

自分たちが坐位を保持するのに必要な条件が
揃えば
患者さんは勝手に自分の手を支持ではなく
自由な手、として使ってくれるはずです。
非麻痺側なんですから★

じゃあうちらが座るために
必要な条件は?

というのを考えなければいけません。

これはまた今度の勉強会で
お話できれば、と思いますし

みなさんが自分の身体を使って
感じながら見つけられると良いと思います。


まぁそんなこんなで
厳しめに指導しました。

良くできる後輩だからこそです。

わざと
乗り越えるべき
壁を作りました。


その子は
自分で壁を作るのが苦手です。

壁を作るのが嫌なら
もっと優しい先輩に
教育してもらって下さい、
なんて思います。


でもその子は
今日すでに
自分でちゃんと教科書などを
読んで考えてました。

字が多いのは好きじゃないと
言っていたのに★

そしてメールでも

自分は問題点が現象としてしか考えれてなかったことが
よく分かりました…

とメールがきました。


それで良いと思います。
自分は答えを教えることはできません

けど
答えを導き出すための
仮説の立て方、検証の仕方
を伝えることはできます。

目に見える現象は
脳の神経線維からみれば立ったの0.01%に
すぎない現象です。

脳の残りの99.9%は
そこに行きつくまでの
情報処理に使われています。


だからこそ運動を評価するのは
見た目の現象だけでなく

その目に見える現象は
脳が何をどのように情報処理した
結果なんだ??

なんてことを考えることが重要だと
思いますし。度々勉強会で話しています。

いきなり答えに行きつくことはないと
思いますし、
うちも答えに行きつかないから
悶々と暇さえあれば
なんであの患者さんは……

なんて考えています。
まぁ病気??日課??
みたいなものなので(笑)

だから今までの考えを捨てる

現象以外の、現象をさらに深くつっこんで
その現象はなんで生じるのか?

という考えもあるんだよ、
と伝わればうちの昨日の教育は
成功です。

大事な後輩だからこそ
厳しく、というか
真剣に伝えられたら、と思います。

次回の勉強会は?あと資料の配布

ぐずぐずしている間に、
人生は一気に過ぎ去っていく。
            
     セネカ(哲学者)



本当にそうです。

何もしなくても1日は終わります。

頑張っても頑張らなくても。

寝てても起きてても。


ではでは資料の配布ですね★

資料をご希望の方は
ブログ上の”管理人にメール”より
9月スライド希望
と送って下さい☆

また参加された先生は
是非ぜひアンケートにもお答え頂けると
ありがたいです!





そして次回の勉強会ですが、

まだ日程は未定です。
来月か再来月か…
嫁の仕事次第です…



内容は
多分管理人が

9月勉強会でのハンドリングの実技であった
端坐位の評価と仮説・検証

をもう1回皆さんの復習をこめてやろうかと思います。

あとは片脚立位の評価と仮説・検証

ということで
AM・PMで静的な姿勢、動的な姿勢
への実技への応用
を考えています。


皆さんの意見で
もう少し
理論を実際の実技に結び付けて欲しい
なんて声がありましたし…

勉強会の休憩中に
若い先生に「どう??」
なんて来たら
動作分析が速すぎて
ついていけません…


なんて意見があったので。


グループ単位で
色んな仮説を立て、
そして仮説を検証していく
なんてことができれば

そしてそれぞれのグループに
先輩セラピストを
ファシリテーターとして
思考過程の
ヒントを出す役目を
やってもらおうと思います★

また日程が決まり次第ご連絡します♪

今後の勉強会のために…

何事も自分で無理だと
やる前から結論を出してしまえば、それまでだ。
それ以上の成長はない。
          
       金本知憲(プロ野球選手)


勉強会に参加された先生に
メールをさせて頂きました。

アンケートのお願いです。


内容は…

①今回の勉強会で良かった所、
 もう少しこうして欲しかった、という所

②今後の勉強会での理想のスタイル
 ⇒実技が多め、とか講義を中心に、
  とか機能解剖、脳科学を重視して、
  とか半日くらいで良いとかですね



という2つの質問です。


わたくし、管理人自身いつも勉強会が終わる度に
反省します。


内容が広く、浅くなり過ぎたか…
マニアックになりすぎたか…
話すのが早すぎたか…
(ラスト2つの講師は恐ろしくプレゼンが上手かったですね…)


どうしても
毎回、参加される先生方の年代やレベルに差が出てしまうこと

若い先生が多い時には
内容を分かりやすくしようと
するがあまり
ざっくりしすぎてしまう。

全ての経験年数の先生に
インパクトを与えられるレベルが分からない…

そもそも
病院によって
考え方が違う…


この勉強会自体、
何らかの治療理論に基づいている勉強会
ではなく
色んなことを良いとこどりできたり
多くの病院のスタッフの
色々な考え方を
吸収・議論できるような場になれば
なんて考えがあります。


だからこそ多くの地域の
多くの先生が参加して頂けるのですが

それだけ様々なことに
興味がある先生が分散してしまう
という点もあります。


ボバースならボバース
認知なら認知

みたいにくくってしまった方が
参加される先生も
その分野に興味ある先生が集中するでしょうから
その分だけ内容は濃くできるかもしれません。


でもうちは
それはしたくないです。



一番良い治療理論なんて存在しない



と考えているからです。


あとは人数を制限した方がいいのか?
少なければそれだけ
参加者のレベルや興味に合わせた展開ができます。

だからこそ
ファミレス勉強会やミニ勉強会を
やってるんですが★


ただできれば多くの先生に
勉強できる機会を
やる気さえあれば提供できる
場にしたいですし…


なんてジレンマがあったりします。


だから講義は全体、
実技はある程度少人数のグループで
やっていければ
いいのかもしれませんね。


ただそうするとグループの数だけ
ファシリテーター
が必要になります。


グループのレベルに合わせて
導くセラピストですね。


今回は先輩のセラピストが
いたので問題なく???
できましたが

普段は自分より若いセラピストが中心です。

だからうちが全部回るわけにもいきません
(そうすると全体が手薄になってしまう)

となるとやっぱり3,4年目あたりの先生を
教育の経験も兼ねて
グループのファシリテーターにして
やっていってもらおうかな

なんて思ったりしています。


まだまだ模索中です。

だからこそ
参加された・またいつも参加してくれている
先生方の率直な意見が聞きたいです。


メールがこなかった先生も
(病院でまとめて応募下さっている場合は、メールをくれた先生しか連絡先が分かりませんので…)

ぜひ
ブログ上の”管理人にメール”より
素直な意見を下さい。


参加される先生に有益な勉強会でなければ
ただの講師の自己満足にしか過ぎません

連絡お待ちしています★

多くのご参加ありがとうございました★

我々は他人の知識によって
物知りにはなれるが、
賢くなるには、
我々自身の知恵によるしかない。
        
        モンテーニュ(哲学者)


9.11Bridge強化勉強会…

本当に多くの先生方のご参加ありがとうございました★

若い先生も本当に多くて
講義内容も全てが分かった訳ではないと思います。

とはいっても
多くの講師は3~6年目の
まだまだペーペーなセラピスト

そんなセラピストでも
こんな訳分からんことも
臨床で活かそうとしている。

そんなことを感じてもらえると
良かったかな、なんて思います。


でも今日の勉強会で思ったことは

もっと身体を動かす・変化する
楽しさであったり
難しさを
実技の中でまずは感じてもらう

ことが大切なんじゃないかと
思いました。


ハンドリングなどの場面では
上の先生は多分自分がやっていることが
相手がどんな風に感じるか

いわゆる共感…

を当たり前のようにやっていると思います。



でも1,2年目の先生方、
自分も新人といわれる頃はそうでしたけど
自分がやっている!!
ということで頭がいっぱいで
相手がどう考えてるか?
どんな風に感じているか?

なんて客観的に
そして相手の立場に立って
考えることがなかったかもしれません


だからまずは実技の中で
動きを誘導する、される
ことを感じてもらうこと。


今日の実技でも
参加者の先生と
講師の先生に同じような運動を誘導される時に
動きやすい、
とか
楽に動く、

なんて感じてもらえたら幸いです。

ただ動かす、のではなく
細かい所まで評価して
細かいことまで配慮しながら
ハンドリングする

それが受け手にとっては非常に大きな
感覚の違い…
楽とか、逆に無理やり動かされているとか、
倒れそうとかね。


その中で知識の重要性に気づいてもらえたら
良かったかな

今後はそんな風に進めていこうかな

なんて
さっきまで講師での打ち上げの中で
話しをしてました。


そして
皆さん、またやって下さいそうです★

冬にでも♪


………………………………

勉強会のスライドは
講師の先生方から
個人情報を削除したスライドを
送って頂いたら
配布しようと考えています。

スライドが揃い次第
ブログで連絡しますね☆

明日、強化勉強会!

臆病者は数の力を喜ぶ。
しかし、勇敢なる精神をもつ者は、
一人で戦うことを誇りとする。

     マハトマ・ガンジー



明日ですね☆

9/11(土)

時間 9:30~

場所 刈谷市中央生涯学習センター 502・503会議室
   (刈谷市総合文化センター内)

テーマ:
”臨床思考を学ぶ”
(先輩セラピストによる実際の患者の評価と治療)


【タイムスケジュール(当日変更あり…)】

9:30~ ヘルニア疑い患者への思考とアプローチ
10:45~ THA・大腿動脈バイパス術患者の症例報告
12:00~ 「共感」~頚椎症・頚部骨折の合併症例
休憩
13:30~ pusher症例 「身体図式の更新と情動」
14:45~ 感覚と注意から評価・治療を考える
16:00~ ハンドリング
17:15~ 触覚の世界

なんて予定です。

前半は実際の症例を通して
後半はそれらを踏まえて
実践的な評価治療・ハンドリングを
どう考えていくか

をお話できればと思います

準備などもあるのでできれば9時過ぎに
来て頂けるとありがたいです。

☆多くの講義は配布資料がありませんので
 ノート・筆記用具をお忘れなく!!

また勉強会のスライドは
後日ブログにて
希望者に配布したいと考えています★

長い、充実した1日になるようがんばります

明日お会いできるのを楽しみにしています!

今週ですね!!

食欲がないのに食べるのが
健康に悪いように、
欲望を伴わぬ勉強は記憶を損ない、
記憶したことを保存しない。
         
          レオナルド・ダ・ヴィンチ(芸術家)


今週になりました!!


9/11(土)

時間 9:30~17:30

場所 刈谷市中央生涯学習センター 502・503会議室
   (刈谷市総合文化センター内)


テーマ:
”臨床思考を学ぶ”
(先輩セラピストによる実際の患者の評価と治療)

当日は実技なども多く予定しています。

動きやすい服装で!!




どもども、更新が遅れすいません。

まだスライドができていません…

先週末に必死に夜通し頑張り、8割方完成してきたところです。


皆さま、お振り込みありがとうございます。


まだの方は
当日に直接お支払頂いても構いません。


そして
まだ内容が未定だった
ボスの内容が決まりました★


”触覚の世界”

ということで

ハンドリングに対しての
考え方を講義頂く予定です。


そして自分は
端坐位、をテーマに
と思っていましたが…

……………

やっぱり辞めまして(笑)


”感覚・注意から考える評価と治療”


と題して

運動器・中枢疾患における
よく見る臨床での現象を考察したいと思います。


変股症でope後、脚長差がなくなったのに
「長い」と感じるのはなぜ?

とか

感覚検査は良いのに
動作場面では
感覚障害が重い人のように動作が変、
といった
感覚検査と動作の矛盾はなぜ生じる?

なんてお話ですね。

あまり脳科学的な細かいことは話しをせず、

ざっくりと
理解しやすいぐらいのボリュームで
お話できれば
何て思っています!!

では当日をお楽しみに★
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