2014年08月の記事 (1/1)

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数値だけを頼りにしない

たとえば、目指す場所に誰かの足跡があったとしても、
自分の足で道を探すこと、
そのことにワクワクしたい。

     バガボンドより



かっこいい言葉ですね。

先人の発見を読んだだけで、知ったような気にならず
自身の体験を持って、そこに至ることが大事、だと
小松は勝手に読み解きます。


ということで今日のテーマは「数値」です。


先日、信頼できる後輩9年目OTとのやり取りをしました。

新人さんが高次脳機能検査の点しかみていないと…。

その場のやり取りの中での違和感や表情、一つ一つの課題のどこに時間がかかっているか。そうした紙には現れない部分を拾うのもOTだと。

ただ点数やかかった総時間をみることだけでは不十分だということですね。

もちろん、合計点や時間からも平均からどれだけ外れているかで分かることもあります。

でも大切なのは、
そこで減点や時間をかけている部分が
その方の生活にどう影響を及ぼしているか?という
問題抽出にならないといけません。

ただ、平均より悪いんです、遅いんですじゃいけない。


そしてそれはPTにも当然必要。
環境や課題の難易度、声かけに対する反応。言葉で伝える量や内容。
そういった部分を見ながらその人が課題に、自分の抱えている問題に向き合えるよう工夫する。そんなことは学校では教えてくれないし、本にも書いていない。

それが臨床だと思います。


自分はまだ高次脳機能障害を治せるなんて言えません。
でもどこにつまづいていて、それに対して家族や職場に復帰するのであれば職場の方にどう対応すればこの人はストレスを感じず、家庭や職場で自分の役割や力を発揮できるのか、を伝えるよう努力はしています。


HDS-Rで20点以下では、認知症疑いと判断されます。

でも21点以上でも生活に支障ができる方もいますし、
20点以下でも独居生活や自立生活を送ることができる方もいます。

置かれた境遇や、その方の果たすべき役割、
周囲の方の理解や協力などなど…により求められること、必要となることは違います。


ただ、点数で、はいだめーーーーということに違和感があるんですね。

点数がカットオフ値以下だから、ダメなんでしょうか?


セラピストの役割は

点数によって

その方の人生や生活の可能性を潰す、ことではありません。


前述したようなその評価の中から得られる情報と
求められる状況などを総合的に考察して

どうしたらより良い生活に導けるか、という解決策を共に考え、実践する中で

その方の人生や生活の可能性を拡げる

仕事だと小松は思っています。


数値も大事ですが、
数値からは見えないこと、も含めて

生活の阻害因子を抽出し、
解決策を提案、実践することが大切です。



数値、という目に見えるものに目を奪われすぎると

目の前の患者・利用者さんが見えなくなるかもしれません。
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言い訳しても、成長しません!!

苦しいから逃げるのではない。
逃げるから苦しくなるのだ。

      ウィリアム・ジェームズ(心理学者)


最近、連日の更新です。

今月の2つの外部での講演が終わり少し時間ができましたので、書いておきます。



周りで言っている人いませんか?

「忙しくて、勉強する暇がない」

「勉強したいんだけど、何からやったらいいか分からない」

「家庭があるから、子どもがいるから勉強できない」

「歳だから、若い頃みたいにできない」

「うちの病院は教えてくれる先輩がいない、周りがみんなやらないから…」



まぁ………色々なところで耳にします。

忙しくて…という方は
じゃあ家に帰ってテレビを見る暇も全くないんでしょうか?
休みの日にも仕事で朝から夜まで終わってしまうんでしょうか?
(本当にそんな方がいたらすいません)

忙しい、なんて言っている人でも、休みの日はがっつり遊んでいたりします。
もちろんプライベートも大切です。


何からやったら…という方は
じゃあ先輩がこれから勉強したら良いよ!と教えてくれたらちゃんとやっていますでしょうか?
おすすめの本を紹介してくれたらすぐに、アマゾンなりでポチッと購入し、読んだり
おすすめのセミナーがあれば、迷わず出てるんでしょうか?

家庭が、子どもが…という方。

小松は4人子どもがいますが何か?

ととりあえずゆうておきます(笑)。

そんな方は、では結婚したり、子どもができる前には
やれていたのでしょうか?


歳だから…という方も一緒です。

じゃあ若い頃はやっていたのかと…。



うちの病院は…周りが…という方は

じゃあ友達なりに聞いて、ここはすんごい勉強してるよ!みんなすごい熱心だよ!という病院に努めたらいいでしょう。
でもそんなこと言っちゃう人は、そこまでは…と多分行かないでしょうけど。




勉強は別に本を読まなくても、セミナーに出なくてもできます。

沢山の時間をかけなくてもできます。


大切なのは

セラピストとしての質を上げること

ですよね。


少し前の記事でもお伝えしましたが、

知識を増やせば臨床力が上がる訳ではありません。
もちろん必要不可欠ですが。

その知識を整理し、臨床応用につなげるための発想をすること、も勉強です。

そう考えれば

トイレでも、お風呂でも、テレビのCMの時でも
嫁と子どもが昼寝してる時でもできます。

時間がない、という方は
時間の使い方を振り返ることも大切なのかもしれません。

時間は有限です。

すごい人は時間を有効に使います。

何かを削って時間を作る

何かをしながら時間を作る

何かの合間に時間を作る


使い方は人それぞれですし、
状況や環境によって
方法も変わります。


厳しい言い方ですが、

結局
他人や自分の環境や状況、職場のせいにしている人は

周囲の人や環境、状況、職場を変えたとしても

多分、変わりません!!



やるか、やらないかは最終的には

あなた次第です。


できない理由を考えるよりも、
どうしたらできるかを考える。

できないのは、
できるまでやっていないからです(そりゃそうだ)。


自戒を込めて。

プレゼンテーション × リハビリテーション

私は「人づくり」のキーワードは、「価値観の伝承」だと思います。

つまり「ものの見方」を伝えること。

「これがいいこと」「これが大切」ということを、「現地現物」で後輩に理解させ、伝えていくこと。

その「ものの見方」を素直にあるがままに見て、理解していくことが個人の成長につながっていくものと考えています。


   張富士夫[ちょう・ふじお]
    (トヨタ自動車会長・第9代社長、1937~)
    「トヨタ経営語録」


8/17に行われたインフィニの勉強会の発表スライド希望の方は
下記のブログにて感想のメールをお願い致します

↓↓↓

infinite possibilitiesブログ


先週末、名古屋の病院でお話をした、ことは前回の記事で書きました。

お呼び頂いたその病院ボス(以前、自分が新人の頃にお世話になった先輩)が

小松くんの勉強会に行ってる子も多いんだけど、
「スライドはキレイなんだけど中身がね…」


なんて言葉を頂きました。


自分の病院の後輩や、自分の勉強会で話してくれる
セラピストも、スライド作りは自分の若い頃に比べたら断然キレイです。


しかし、

写真やアニメーションを沢山使えば良い!
のではありません!!!


アニメーションやキレイな写真は目を引きます。

何だかオシャレに見えたりします。

何だか斬新に見えたりします。


でも…

発表を聞いて、
結局何が言いたかっただろう…

スライドがキレイでした!!みたいな感想がきたりして…

そうだろー、俺ってカッコイイスライド作れるだろー。
って思っちゃダメです。


人の前で何かプレゼンをすること

それは
あなたのスライドのキレイさ、かっこよさ選手権ではないからです。


あなたの話す勉強会の「テーマ」に興味があって、それが知りたくて、それに困っているから
聞きに来る人が多いからです。
(職場の勉強会ではミエナイチカラでしょうがなく、という人もいるかもしれませんが…)


プレゼンによって伝えることは、

相手が知りたいこと、悩んでいること、困っていることを
(これは求められるテーマや立場により変わります)

解決、または解決に向かうよう
どうしたら良いのか、どう行動すれば良いのか

が分かること。

そしてそれを行動に移せるよう導くこと、だと思います。


そう考えると、

別に写真もアニメーションも必要ないかもしれません、極論。


スライドを作る際に
自分が考えていることは…

①プレゼンを通じて何を1番伝えたいのか?プレゼンの最後に参加者の心に何が残っていて欲しいか
<メインメッセージ>

②メインメッセージがなぜ大事なのか、を具体的、経験的、文献的な観点を踏まえて伝えるべきポイントを3つ程度に絞る。
<サブメッセージ>

③参加者の平均的な経験年数から、自分がその当時であればどのような導入、内容、レベルであれば納得、理解ができるのか


などです。
書こうと思えば沢山ありますが、大まかに大切にしていることはこのくらい。



要するに、

伝えたいことが曖昧であれば
どんなにスライドに力を入れても伝わらない!



ということです!!


スライド作りは楽しい人には楽しいです。
色んなアニメーションやら、色をカラフルにすると
何だか楽しくなってきます(小松だけかもしれませんが)

なんだか、夢や希望に溢れてきます。

でもスライドが派手になればなるほど、
参加者はスライドの内容よりも、
写真やアニメーション、色のカラフルさに
注意を奪われます。

悪い意味で参加者を注意障害にさせます。

必要な情報(内容)に
注意を向けにくくしています。

スライドの作り方、見せ方次第で。


いつもの勉強会でも、

知識や理論はあくまでツールだ!

それを患者さんの望みを叶えられるように
どう活用するかは、セラピスト次第です。

とお伝えしています。


プレゼン、スライド作りも同様です。

写真やアニメーション、プレゼンのしかた、見せ方は
あくまでツールです。

結局、参加者の望んでいることを
どうしたら実現できるか、その援助ができるか。

あなたは参加者に伝わるように
どうしたら良いのか?を
考え、プレゼンに活かすべきです。

まずは何が大事なのか?
プレゼンで伝えたいこと(参加者に伝わって欲しいこと)は何か?を明確にすることです。



リハビリもプレゼンも

相手ありきです。

自分の技術や努力をお披露目する場ではないんです。


相手の望みの達成のために、
あなたの技術や努力を活用するんです。


またどこかで、
プレゼンテーションについての
勉強会でも開催しようかと考えています。

RPGから学ぶ

昨日は名古屋の回復期病院にて

姿勢制御と体幹の役割の再考、と題して
お話し、実技をさせて頂きました。


グループディスカッションとデモをできるだけ多く取り入れ、リハをする側だけでなく、受ける側にとって何が大事なのか?
そしてアウトプットすることで、知識を吸収して整理して理解してなければ、ただの専門用語祭りでしかないことをお伝えしました。

最近ではグループディスカッションではできる限り専門用語を使わない、中学生の時の医学的な知識がない自分にも伝わる説明を、と皆さんに伝えています。

専門用語はカッコいいです、そして便利です。
ゆうてればそれなりに聞こえます。
何か良いこと言ってそうな感じがします。
勉強してそうな感じがします。

でもそれが臨床での患者さんの変化に結びついているのか?

ここが大切なはずです。

それがなければただの難しい言葉でしかありません。

考える、ことも大事ですが

まずはやれ!動け!失敗したらまた動け!
ガンガンいこうぜ!ですね。

やらずにできないと決めつけたら
経験値にはなりません。


ドラクエと同じで
動いて闘わないと経験値はつきません。
動くことはあなたの選択です。
止まっていても時間が立つだけで、レベルは変わりません。

敵(毎日ぶつかる問題)に負けたとしても、
経験値は残ります。
それがまた違う問題の解決には役立つかもしれません。




村人?とただ話しているだけではレベルは上がりません。
村人は聞かれたら同じことを答えるだけです。
考える必要がありません。
同じことをずっと言うだけ。
セラピストにしたら同じことをずっとするだけ。
評価も仮説検証もなく、ただするだけ。

皆さんは村人になっていませんか?



会心の一撃は偶然です。
時折、思いもしない良い結果が生まれることがあります。

でもそれはあなたの実力ではありません。偶然です。
Lv1の会心の一撃を期待するよりも、
自分のLvを10にすれば再現性の高い攻撃力(臨床力)を身につけることができるかもしれません。



武器(知識や理論)だけ良いものを増やしても、レベルは上がりません。
木の棒しか装備なくても、戦っていればレベルが上がります。
ロマンシング・サガやファイナルファンタジーでは
到達したレベルによって、はじめて覚えられる技もあります。
1つのことを追求することで、新しい閃きが生まれてくるかもしれません。


自分がレベルアップし、新たな冒険に出ると
また新しい仲間に出会います。
仲間は
自分に足りないことを助け、またそれに気づかせてくれます。

1人でできないこともパーティー(チーム)で協力することで、
敵を倒す(問題を解決する)ことができます。

パーティーには様々な長所・短所を持った仲間がいます。
長所を活かし、短所を補うことで
1人では作り出せない力を生み出します。

でも何も特技がないキャラではパーティーに必要とされません。

あなたの長所はなんですか?



行動がなければ出会いは生まれません。
レベルが上がり、目の前の問題を解決すると
また新たな敵(問題)が現れます。
またそれを倒す(解決)ことで、また次の世界が拡がります。
また新たな仲間との出会いが生まれます。

あなたの視点を拡げるのも、素晴らしいセラピストに出会うのも、
あなたの行動があるか?どうかです。


村人のように喋るだけでは問題を解決するための経験値は積めません。

問題解決能力の高さはどれだけ問題に直面し、解決するための戦略を考え、実践しているか?
これが全てです。

色んな人の成功本を沢山読んでも、読んだ人が成功していないのは、行動がないからです。


行動していないのに、口だけ偉そうな人に、人はついていきません。
また行動している人は、それを口に出しません。
行動することが当たり前だからです。


何人かの有名なセラピストの方にお会いすると、
皆さん、謙虚なことに驚かされます。

行動しているからこそ、その難しさや悩みを知っている、そして多くの失敗をしている、
そして試行錯誤し、また悩んでいる。

そんな苦労があるからかもしれません。


ちなみに勉強する、知識を増やす、セミナーに出る、ことは自分の中では行動とは呼びません。
やらないよりはやっている人の方が素晴らしいと思いますが。

知識やセミナーで技術を学ぶのは
あくまでツールです。武器や道具を集めている状態ですね。

いくらいい武器でもそれを使いこなせないなら意味がないですし、
その武器を持っていることに満足して
冒険、行動に出ていないなら結局レベルは上がらないわけです。


臨床で患者さんと接するセラピストであるのなら
臨床で患者さんの抱えている問題の解決が
大きな目的だと思います。

そこに対しての介入が行動です。
リハビリの時間内だけに関わりません。

患者さんを担当する他のセラピストや看護師、介護士、医師などと連携し、問題を解決していくことも介入です。
退院後の生活を見据えた、退院後に関わるスタッフへの情報提供なども介入。

リハビリ時間だけでどうにかしようとする必要はないと思います。

患者さんの抱えている問題を解決することが目的だと思います。



はい、ゲームに興味のない人にはあまり伝わらないかもしれません。

昨日今日思ったことをまとめてみました★

東京でのセミナーを終えまして:皆様の反応

臨床で結果が出ないのは知識がないから、という人が多くいる。
その問題意識がある人はさらに知識を増やす。
それでも結果がでなければさらに知識を増やす。

大切なのは知識を増やすことではなく、知識を活かすために考えることだと思う。
量も大切だけど、量より質。知識を組み合わせれば質は高まる。

               Brigde管理人:コマツヨースケ(Twitterより)


日曜に東京でお話する機会を頂き、いってきました★

まずは参加された方、主催の方々のご感想から。


自分の臨床を振り返ることの出来る勉強会だった。僕にとっては共感し、胸が痛み、考え、反省するという目まぐるしく感情に訴えかけられる内容だった。そしてセラピスト自身が「運動学習」出来ることが大切なのだと感じた。


ブログ:ぽっちゃりPTの臨床奮闘日記


ブログ:さかいのブログ


様々なリアクション、誠にありがとうございます★

他にも何人かの方からもご感想を頂いております、本当に感謝です。


結果が出ないのは知識が足りないだけじゃありません。
知識を増やせば結果が出るというものでもありません。

その知識を実践でどうしたら使えるのか?
その部分を考え、感じないと臨床は変わらないかもしれません。

その中で自分は実際の臨床でどう関わっているのか、を提示しました。



知識×技術×観察力×心

ここがセラピストにとって大事なことだと思います。

掛け算なので、どれかが欠けても結果は出ません。



多くの方が、
知識の量の不足を自覚しています。

でも僕から見たら
僕が同年代の時と比べて
知識はうらやましいくらいに持っています。


では何が足りないのか?


それは


自分で考える力



自ら行動を起こす力



です。


考える。覚えるではありません。
今ある知識をフルに活用する能力です。

知識は道具です。

いくら良いラケットを持っていても
使い方が分からなければただの
あみあみ棒でしかありません。


いくら良いスパイクを持っていても
使い方が分からなければただの
とげとげ靴でしかありません。


みんな、道具ばかり揃えようとします。

でもそれを使って練習しようとしない事実。

練習していくうちに、
その道具のより良い使い方や
自分のやりやすい使い方が見つかってきます。

本やセミナーに参加した数など
道具を揃えることだけで満足しても、
上達はしません。


良いもの持ってるだけです。


せっかく良いもの持ってるんだから
あとは使うだけでしょ。

って思います★


せっかく良いもの持っていても
使いこなせないんじゃもったいない。

初期装備でも
使いこなしてレベルを上げれば
それでも十分戦えます。


そこには実践経験、仮説検証の繰り返し、観察力の向上が常に求められます。


そしてそこに共感でき、行動できるセラピストを
Bridgeを通じて増やしていきたい、というのが
自分の思いです。
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