2014年12月の記事 (1/1)

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現在、申し込み受け付け中のセミナー

現在、開催予定の勉強会、セミナーをまとめておきます。

1/2更新

先着順となっておりますので、
参加をお考えの方はお早めの申し込みをお願いします。



●1/10(土) 愛知Bridge 定期勉強会

【テーマ】
変形性膝関節症の評価と治療 〜下肢・膝の役割から考える
詳細(クリックするとブログ記事にリンクします)

残り名!!

★1/10愛知Bridge申し込みフォーム(クリックすると申し込み画面が開きます)



●1/25(日) 福島Bridge脳祭り

【テーマ】
脳祭り in 福島
BRAIN × BODYから考える
我々は脳卒中片麻痺患者に何ができるのか?


詳細(クリックするとブログ記事にリンクします)

残り5名!!


★1/25福島Bridge申し込みフォーム(クリックすると申し込み画面が開きます)


●2/7(土) 愛知Bridgeセミナー

【テーマ】
機能解剖から考える上肢のハンドリング

詳細(クリックするとブログ記事にリンクします)

残り3名!!

2/7愛知Bridge申し込みフォーム(クリックすると申し込み画面が開きます)




多くの方のご参加をお待ちしております。


また近日中に、
来年開催予定をアップします。

来年は、ビッグゲストが来ますよ!!

4月と7月に★


お楽しみに−!!
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2/7Bridge 「上肢のハンドリング」募集開始★(申し込みは記事の最後にあります)


講義内容を追加しました!

20150207.jpg



では2月のBridgeの募集開始です!!

講師は小松です。

上肢です!!

基本的なことなので
上肢の触り方が分からない、上手くいかない!

という方から

実際色々やってるけど
他の人はどう考えてやってるの?

なんてゆう中堅セラピストの方までどうぞ。

基本的には解剖学的なことからやっていく予定です。
(触診や筋の走行くらいは各自予習をお願いします)


【日時】
2/7(土)

9:30  受付開始

10:00ー16:00

 講義・実技(間に1時間程度の休憩を取ります)


【テーマ】

上肢のハンドリングを機能解剖から考える

【場所】
刈谷市産業振興センター 305会議室
(↑クリックすると施設のウェブサイトにリンクします)

【参加費】

 5000円(当日会場にてお支払いください!)

先着20名



【内容】
*内容は、申し込みされた方の疑問や質問も踏まえて修正する予定です。

今回は上肢のハンドリングです。
上肢といっても、肩甲骨、上腕骨、前腕、手指が存在し、
肩、肘手の骨折と
脳卒中における上肢、手指機能の再獲得に向けての
アプローチは、同じ上肢といえど異なります。

でも、介入においては共通点も多くあります。

臨床場面を眺めていると
セラピストの誘導が上手くいかず、代償を作っている場面をよく見かけます。

患者さんの呈する上肢の代償動作は、本当に疾患に由来するものだけなのでしょうか?

私はそれよりも
セラピスト側の不適切な介入、誘導が
代償を作り出している可能性があると感じています。

関節運動は、関節面上でしか起こりません。
また筋や、筋膜、靭帯、関節包など関節周囲の軟部組織の伸長できる範囲でしか動きません。

それを越える運動は他の身体部位への外乱となり、さらなる代償反応を作り出すかもしれません。

今回は
関節や筋、筋膜をベースにしながら
上肢、手指のハンドリングを
実技を通じて考えていきたいと思います★

当日は、実技のできる格好で、
解剖学の本を片手に
一緒に上肢のハンドリングを磨きましょう★



参加の申し込みは!!

↓↓↓

2/7Bridge申し込み



多くのPT,OTの方のご参加をお待ちしております★


脳祭りvol.2 発表スライドをお送りしました!+スライド配布は12/31まで!

本日3つ目の記事です。

脳祭りの発表スライドを
ご感想を頂けた方にお送りしました!

●送信先が「宅ファイル便」より届くかと思います。
●メールの受信設定によっては迷惑メールに振り分けられることもありますので、受信メールにて来ていない場合は、迷惑メールフォルダなどをご確認ください。
●もし、届いていない場合にはお手数ですがBridge事務局
 bridgefjstar@yahoo.co.jp

までご連絡ください。




尚、勝手ながらスライド配布の受付期間を
12.31までとさせて頂きます!


欲しい方は下記の記載方法を参考に、感想をお願いいたします。

発表スライドが欲しい!!!という方へ

●当ブログの左側にある「管理人にメール」より

●氏名・メールアドレス・件名「脳祭りスライド希望」と書いて頂き、

●本文の欄に

 ①脳祭りの満足度と感想
  ・5点(満足)〜3(普通)〜1(不満)の5点満点
  ・良かったところ、悪かったところなど

 ②脳祭りの開催をどこで知りましたか?

 ③今後のBridgeでどんなことをして欲しいですか?

の三点についてご記入し、送信してください!


感想を確認後、スライドのPDFをお送りします。

*送付までに数日かかる可能性もあります。気長にお待ちください。
*データが大きいため「宅ファイル便」からのお届けとなります。迷惑メールに振り分けられる可能性もあるため、迷惑メールフォルダもご確認ください。
*1週間ほど経過しても届かない場合は、お手数ですが「管理人にメール」より、ご連絡ください。

自分のやるべきこと ー現場を変えること

昨日は前の職場(回復期病院)での送別会を行ってもらいました。

PT、OT、ST、看護師、介護士

職種に関係なく、飲み、語り、笑い、ふざけた話、真面目な話、下ネタ…と…

昨年の2月より、新たな病棟編成でスタートし、
自分は主任として関わりました。


様々、問題はありました。
業務的なこと、病棟の人間関係などなど

順調とは言えなかったかもしれません。


でもここで働けて良かったと思います。


自分の成長だけでなく、
周りのセラピストの成長、
病棟も含めて、どう多職種で入院患者さんと向き合うか

などなど、

自分なりに考え、行動してきました。



送別会で
みんなから色々ありがたいお言葉をもらって、
少しはみんなと病棟の役には立てたかな、と思います。


来月からは、名古屋で訪問に携わります。

地域との連携です。

病院、病棟と違って
いつも顔を合わせることのない方々とどう連携をとっていくのか。

また考えながら、悩みながらやっていきます。

そしてその中でのセラピストの役割の模索。

週に数回の中で
どうより良い結果に導くのか。

また職場のセラピストの能力をどう向上していくのか。


やること山積み。不安3割ワクワク7割。

やれることをやります。
そしてやれることの限界を上げます。



では少し話を戻します。

自分のやるべきこと、について。

僕は現場が好きです。

僕の考える現場は

①患者さんと向き合う、いわゆる介入場面

そして
②患者さんに関わる方と向き合う、患者さんのための多職種連携

そして
③自分の職場のスタッフ間で刺激しあえる、共育のための職場



です。

若いセラピストは①を頑張ります。
それはもちろん悪いことではありません。

そこがないとセラピストの役割は果たせないと思います。

でもセラピストの介入時間と期間は限られています。看護師・介護士さんと比べたら比較にならないくらい少ないです。

介入効果を生活につなげるためにも②の連携は必須です。

そしてそれだけでは、自分の担当の患者さんしか変わりません。
そのためにも③のセラピスト同士の共育が必要です。

情報や考え方、技術の共有や教え合える・議論し合える関係を通じて
周囲のセラピストの考え方を知り、自分の介入理論・技術をアップデートしていく、ことが必要だと思います。


僕は、現場が好きです。

もちろん研究などでより多くの方に適用できるよう根拠を明らかにしたり、理論を構築することも必要だと思います。

ただ、僕の中での優先順位は、現場が第一です。


毎日の臨床の中で

介入、連携、共育を考えた場合に

何かしらの理論や良いと思われるシステムを当てはめてもいつも上手くいくとは限りません。
むしろ多くは予定通りいきません。


それは人だからです。


例えば病棟内連携を良くしようと試みた場合、
マネジメントなどの理論を取り入れることは大切かもしれません。

他の病院や施設での成功事例を基にシステム作りをしたりするかもしれません。

でもその成功した施設と同じ結果になるとは限りません。

というかそれでどこでも問題が解決するなら、
どこの病院・施設でも取り入れられているはずです。


でもそうじゃありません。

未だに色々な病院・施設のセラピストで
連携、さらには共育の部分で上手くいっていない、という声を勉強会に参加するセラピストから聞きます。


どんな優れた介入理論、マネジメント理論を取り入れても
そこにいる「人」が違うんです。

ツールは同じでも
使う人が違えば、その結果は違います。


自分はこれまで10年、たったの10年ですが
セラピストとして、急性期、回復期、療養、訪問を経験できました。

その中で感じる、思うことは

理論は大事だけど、それよりもそこにいる「人」の方がもっと大事だ、と感じています。


人を変えること。

これだと偉そうなので(笑)

人が変わるよう、援助できること

ができたらいいな、というのが今の自分の目標です。


Bridgeを通じて、次の職場での活動を通じて、
職場内のスタッフとの共育はもちろん、

外のセラピストや多職種がより良い方向に変わるために何かできないかを考え、実践していきます。


まぁ基本、行動 です。


口だけで偉そうに理論をこねても、
人は変わりません。


行動で示してこそ、

他人は気づいてくれます。


行動でしか、評価されません。
いくら良いこと、すごいこと、正しいことを考えていても

それが行動とリンクしてなければ
信用は得られません。


「頑張ります」といくら言っても
それを評価するのは他人です。


自分の基準で頑張っている、努力しているといって行動していても
それは他者から評価されなければ

自己満足です。


評価は他者が決める。

自分はこう思っています。


数値には表れないかもしれません。
良いことしていればいずれは結果として目に見えるようになるかもしれませんけど。

でも患者・利用者さんの笑顔が増え、
周囲に熱意のある頭のおかしなセラピストが増え、
去る時に、別れを寂しがってくれる仲間がいてくれたなら
良いな、と思います。


これからも僕はこうゆうことを大切にしたいです。




最後までお読み頂き、ありがとうございました。



脳祭りの感想を送っていただいた方へ。

たくさんの方のご感想誠にありがとうございます。

現在当日の発表スライドをお送りする方法を検討しております。

データ容量が大きすぎて、送付が上手く行えない状況にあります。


年内にはご感想を頂いた方の元へお送りできるかと思いますので、
もうしばらくお待ちください(__)

2015年 1月・2月のBridgeのスケジュール



■ 1/10(土)

【テーマ】

変形性膝関節症の評価と治療 〜下肢・膝の役割から考える

➔詳細と申し込み(←クリック)


■ 1/25(日) 福島県初開催!

【テーマ】

Bridge脳祭り in 福島

➔詳細と申し込み(←クリック)


そして、
2月の開催予定が決まりました★

小松が行います。


■ 2/7(土)

【テーマ】

上肢のハンドリングを機能解剖から考える

詳細は近日中にupします。

会場はいつものJR刈谷駅付近で調整中です。


上肢の介入についてお悩みの方、募集開始までスケジュールを空けてお待ちください!

職場を変わります。そして周りの皆様へ。

昨日で、2年8ヶ月働かせて頂いた、回復期病院での勤務が最後でした。

多くのスタッフ、患者さんとの出会いで、
また自分なりに悩み、考え、行動しました。

若いスタッフも多く、また管理業務にも携われたことで
教育や連携、マネジメントといった

セラピストの専門性、職人的な部分以外のことも
学ぶことができたのが、1番大きかったかもしれません。


1月からは名古屋の訪問リハで働かせてもらいます。


また自分に何ができるのか?

を追求し、実践していくだけです。

僕にはこれしかできません。


そして昨日はお昼休みに、
リハスタッフのみんなに話をさせてもらう機会をもらいました。


伝えたことは

セラピストは
患者さんを自立に導くことを目指します。

だからまずは
自分たちセラピストが
自立することが大切です。


です。


「(自分が)いなくなったらこの病棟、どうなるんでしょうか…心配です。」

的なことを何人かのスタッフに言われました。

それだけ貢献できたことは
自分の役割が果たせたことでもあるのかな?と思う反面、


それは結局、他人(この場合では自分)に頼りすぎている、ということかもしれません。


勉強の仕方も
患者さんとの関わりも
病棟スタッフとの関わりも
ゴール設定も

毎日、問題解決の繰り返しです。

より良い解決方法を見出し、実践するのは自分しかいません。


アドバイスはあくまでアドバイスです。

その言葉や選択に至るプロセスは
短時間では説明できません。


そしてそれを聞いた所で
他人と同じようにできるわけでもありません。


自分の頭と身体で
経験の上でしか成り立ちません。


そしてそれはものすごく地道な作業です。

やればすぐ結果が出るものでもありません。


でもやらないと前には進めません。


自立していないセラピストが、

患者さんに自立を目指す、という言葉を

自信をもって言えるのでしょうか?


まずは自分からです、やりましょう。

脳祭りvol.2 終了しました+発表スライドが欲しい方へ★

★発表スライドはアンケートにお答え頂いた方にお送りします!!
(方法はこの記事の最後にあります!)



ki.jpg

昨日、雨の中ではありますが、東海地区のみならず、
関東、北陸、関西、九州より
100名を越えるセラピストのご参加

誠にありがとうございました★


1.jpg

「脳科学の知見を臨床に活かすためのポイント」

 坪井祥一(岐阜脳卒中リハビリテーション研究会代表)

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「重度脳卒中患者に対するチームアプローチの実際」

 佐野知康(カッサーノのニューロリハ〜世田谷から脳卒中リハビリを考える〜、ニューロリハビリテーション研究会BRAIN所属)


小松

「片麻痺への歩行獲得に対する介入戦略と実践」

 小松洋介(Bridge代表講師)



まぁなぜか僕の講義中の写真はありません…
嫌われてるんでしょうね、きっと(笑)



と、愚痴はさておきまして。

今回は、メールでのご連絡や受付、懇親会の調整など、不手際も多く皆様に御迷惑をおかけしました。

今後、反省を活かしより良い運営ができるよう努めていきます。



3人が様々な視点から脳、脳卒中患者さんへの臨床に対する考え、思い、実践を提示しました。

参加された方それぞれに、何か1つでも発見や気づき、刺激があったなら幸いです。

今後ともBridgeをよろしくお願いいたします!


では発表スライドが欲しい!!!という方へ

●当ブログの左側にある「管理人にメール」より

●氏名・メールアドレス・件名「脳祭りスライド希望」と書いて頂き、

●本文の欄に

 ①脳祭りの満足度と感想
  ・5点(満足)〜3(普通)〜1(不満)の5点満点
  ・良かったところ、悪かったところなど

 ②脳祭りの開催をどこで知りましたか?

 ③今後のBridgeでどんなことをして欲しいですか?

の三点についてご記入し、送信してください!


感想を確認後、スライドのPDFをお送りします。

*送付までに数日かかる可能性もあります。気長にお待ちください。
*データが大きいため「宅ファイル便」からのお届けとなります。迷惑メールに振り分けられる可能性もあるため、迷惑メールフォルダもご確認ください。
*1週間ほど経過しても届かない場合は、お手数ですが「管理人にメール」より、ご連絡ください。

明日、脳祭りです スケジュール変更と懇親会のお知らせ

いよいよです!!明日です!!

【懇親会のキャンセルにつきまして】

懇親会のキャンセルは12/7に締めきりました。会場の予約の関係もあり、12/19または当日にキャンセルをされます方にも懇親会参加費をお支払い頂くことになります。

代理の方を立てて頂くか、当日会場受付にて懇親会費をお支払いの上、キャンセルの旨をお伝え下さい。

ご協力、お願い申し上げます。



【懇親会にご参加の方】

時間 17:30-19:30

場所:びすとろ酒場サンビーノ本店
    愛知県刈谷市桜町1-50-1

参加費:4500円



【脳祭り 開催概要】

12/20(土曜)

会場:刈谷市中央生涯学習センター(刈谷市総合文化センター内)(←クリックすると地図が表示されます)
   501,502,503会議室

*専用駐車場があります。ウェブサイトをご確認ください。駐車料金は各自お支払いください(参加者には駐車料金の割引があります)。
*会場はJR東海道本線 刈谷駅の前になりますので、電車利用がおすすめです。

★開始時間が変更になりましたので、ご注意ください!

●9:00会場
 9:10〜受付


●9:30〜11:00

「脳科学の知見を臨床に活かすためのポイント」

 坪井祥一(岐阜脳卒中リハビリテーション研究会代表)


●11:10〜12:40

「重度脳卒中患者に対するチームアプローチの実際」

 佐野知康(カッサーノのニューロリハ〜世田谷から脳卒中リハビリを考える〜、ニューロリハビリテーション研究会BRAIN所属)

●12:40〜13:40:昼休憩

●13:40〜15:10


「片麻痺への歩行獲得に対する介入戦略と実践」

 小松洋介(Bridge代表講師)


●15:30〜16:30

 講師3人による質疑応答や質問のテーマを中心としたシンポジウム

Bridgeのウェブサイトができました★

ついにできましたよ★
(作ったのは僕ではありませんが。笑)

↓↓↓

Bridge ウェブサイト

http://fjbridge.wix.com/bridge

です!!!



セミナー情報、講師やコンサルティングの依頼などは

サイト内のリクエストからお願いします★



小松が来週名古屋で話します、というか実技します。

来週の12/14の日曜日、
名古屋で

「脳卒中片麻痺の運動戦略」

と題して、講義、実技をさせて頂きます。


定員は満員御礼です!ありがとうございます。

現在追加募集中で、残席はあとわずか、とのこと。


実際に自分が片麻痺の方に対しての臨床を

どう考え、
何をしているのか?

を中心に講義、実技させて頂きます。


ご興味のある方は
以下からお申込みください★

↓↓↓↓

クロスファンクショナルセミナー(←クリックするとサイトにリンクします)

運動麻痺に対する治療戦略と実践⑥ 私たちにできること

脳科学の知見からのまとめ

・脳損傷後の運動機能回復には一次的変化(血流や代謝の改善)と二次的変化(脳の可塑的変化、神経ネットワーク再構築)がある

・この二次的な変化を効率良く知見に基づいて行うのがニューロリハとされ、ニューロリハの観点からは回復のプラトーは存在しない(頻度に依存しネットワークは作られるor退行する)

・ステージ理論では、
 1st.残存した皮質脊髄路の興奮性の賦活(発症〜3ヶ月)
 2nd.皮質ネットワークの再構築(3ヶ月をピーク〜6ヶ月)
 3rd.新しいネットワークのシナプス伝達効率化(6ヶ月〜)

 の3つのステージがあり、この理論では2nd stageの終了する6ヶ月までに麻痺側の随意的な参加を促すことの重要性を強調しています。


・脳地図は使用頻度と質に依存し、可変的。また脳の可塑的変化には他動運動よりも能動的に行うことが重要。

・痙縮は発症後早期の不動による筋線維と変性と、不使用による中枢神経の変化との相互作用により起こる。

・回復過程の調査では、機能回復については 4.5週で80%の回復、3ヶ月でほぼプラトーになる。
 ADL能力は6週で80%の回復、12.5週で95%の回復。

・手指、歩行機能は発症初期〜1ヶ月時の機能の良し悪しが予後にも影響する。

・神経ネットワークの再構築、シナプス伝達の効率化には期間を要するため本人の強い希望がなければ継続は困難。

・機能回復訓練には適応がある。両側性や広範な脳損傷では代替ネットワークによる代行機能が働かない可能性がある。



■実際の臨床での5つのポイント

1.Wish - Focus - Design
患者さんの望みを知り、それに基づいた問題点の抽出と、治療 デザインをしていますか?

2.1人でできる課題の提示
脳の可塑的変化は他動よりも能動的に動くことで促進
出力した方が記憶の定着率も良い(入力の3倍)

自分でできなければ生活で活用できない


3.患者さんが実感でき、再現できること
リハビリの効果判定は患者さん自身が実感できるかどうかが大切です。
またその場の実感だけで、リハビリが終わったら忘れた、できないのではリハビリの意味がありません。
そして実感できたら1人で再現できるところまでセラピストは導く必要があります。
再現のためにはこうしたら上手くいくというルールを学習することが大切です。


4.1task - 1rule と 1day - 1task
セラピストからは簡単に思える課題でも、患者さんにとっては運動機能や注意機能、姿勢制御の影響を受けるために私たちの想像以上に困難な課題を強いられているかもしれません。

セラピストは提示する課題1つ1つに対して、
何の学習を目的としている課題なのか?
この課題ができることでWishにどうつながるのか、を明確にし説明できないといけない
と思います。

目的のない訓練はありません。

目的があるからこそ、 患者さんは集中と熱意を維持できます。
そのためには患者さんの機能的な問題を抽出し、その問題を解決できるものである必要があります。
まずは評価ありきです。

患者さんが上手くいくためのルール(ここに気をつけたら膝折れしない、ここを使うと上肢がスムーズにあがる)はすぐには見つかりません。

課題を実際に行いながら、患者さんの訴えや動き・筋の反応をみながらその患者さんにとってのルールを見つけていきます。その際に脳科学や運動学・解剖学の知識は大きな武器になります

そしてその課題は1つの事柄に注意しながら行うことで1人で達成できるレベルに設定する必要があります。
1つの注意事項でできないのに、それ以上難しくすれば...結果は分かりますよね。

できない課題を繰り返すことは、学習性無力感を生むとともに患者さんとの信頼関係を崩す原因にもなります。

患者さんが課題を上手くできないのは、セラピストの説明不足と課題のレベルが患者にとって難しすぎることが多くあります。

1人で上手くできる課題を見つけ、その課題前後の変化を患者が実感でき、再現できるようになったら今度は病棟や在宅での生活場面へとつなげていきます。

課題における即時効果を生活へとつなげ、AMの効果をPMへ、今日の効果を明日へと維持することが大切です。

私は基本的に自主トレで提示するのは、その日にやった課題で1番反応の良かったもの。最も本人の実感が得られ、再現性のあるものを行ってもらうようにします。
再現するためのポイントをできるだけ1つに絞り、再確認してリハビリを終わります。

これも前述したように1つのことが1人でできないのに、それ以上増やしてもやってくれません。

小学生の宿題やダイエットと一緒ですね。 良くなる実感がなければ1人ではやってくれません。
逆に課題で効果が実感できれば、言わなくても患者さん自らがやってく れたります。

1つの課題で、意識してもらうポイントを1つにする(そのポイントを見つける方がよほど大変ですが...)。
そして見つけたポイントをリハビリ以外の時間でも確認できるように1つの宿題を出す。
まずは1つです。1つでできなければ、2つはできないでしょうし、そもそも課題の設定が高すぎる可能性があります。

また自主トレをやってもらうために「じゃあ病棟でもやっててくださいね」と言うことは大切ですが、負けず嫌いの方であれば「じゃあ今上手くできたのを午後のリハビリの時にも見せてくださいね。できますよね、Aさんなら」と。
家族を大切に思う方であれば「今度奥さんとお孫さんが来た時に見せてあげたいので、それまで忘れないように部屋でもたまに確認しといてくださいね」と言った方が、
目的意識も生まれやすいのではないでしょうか。

患者さんの背景や価値観、さらには課題や会話の内容や表情を踏まえながらやる気スイッチをどう見つけるかはセラピストにとって大切な能力だと思います。


5.量と質
筋活動機会の増加、廃用の予防には動かないよりはどんどん動いた方が良いはずです。
寝ているよりは座り、立った方が。
ただしそれが筋出力や健患側の参加のアンバランスを生む場合、そのアンバランスな状況をより強化する可能性があります。そのアンバランスを改善するためにセラピストの関わりが必要です。

しかしアンバランスが強くなるから動いてはいけない、と活動を制限することは廃用や本人のモチベーション低下につながるリスクも予想されます。活動を制限することと、アンバランスの状態でも動くことについて双方のメリット、デメリットを考える必要があります。

PTの方ではOTが歩行練習をするのを「OTの介助では歩容が崩れるから...」と制限する場合もあるかもしれません。PTの訓練時に介助で上手く歩けたかもしれません。でもその変化がOTの時に持続していないのであれば、学習につながっていないのではないでしょうか。

歩行など動作訓練では介助や徒手的な誘導を行うことがあります。
でもその介入はセラピストが外見上良く見えるように上手く動かしているだけで、 患者さんが「自分で(麻痺側を使って)動くための練習」になっていないのかもしれません。

徒手的な介入が患者さんにとって、(その徒手的な介入がなくなった後の)自分で上手く動くためのルールの獲得につながっていないのであれば、介入の効果があるとは言えないのではないでしょうか?

熊本リハ病院の吉村先生の報告にもあるように、回復期病棟ですら患者さんに十分な活動量を提供できていないというのが現状です。

また脳の再組織化にも量は必要だと強く言われています。

ではリハビリの時間だけ頑張って動けばいいのでしょうか?
それ以外の時間は寝ててもいいのでしょうか?

もちろんそんなことはなく、むしろリハビリ以外の時間の方が大切です。
入院中であれば、病棟での生活は退院後の生活のためのリハーサルの場です。
廃用によりベッドで臥床している方が、 退院後すたすたと動けるか...考えれば分かりますよね。

リハビリは、リハビリ以外の20数時間の病棟や在宅での生活をより有効に使うための準備のために必要だと思っています。リハビリはあくまで脇役です。病棟や在宅生活での量を確保することは大切です。そのためには病棟や在宅で関わる多職種との連携が必要になってきます。


私たちの役割は、病棟や在宅生活において多職種や家族との連携によって確保された活動の機会を、より効果的で効率的な機能改善へとつなげるための準備をすることです。

その準備とは、患者さんが生活場面での麻痺側の参加のためのコツやルールをつかめるよう、患者さんの望みを叶えるための身体の変化の実感を常に積み重ねていくことだと思います。

実感によって心が動きます。

良くなるかもしれないという希望が生まれ、やってみようという自律心が生まれるかもしれません。

では、最後に...


患者さんの望みは何ですか?


最後までお読み頂き誠にありがとうございます。


このシリーズはこれで一度、締めになります。


次のシリーズは何にしようか……

小松の気まぐれでまた何か書きますね(笑)




12/20脳祭り 懇親会の参加の可否変更につきまして

脳祭り開催まで
3週間を切りました!!

100名を越えるご参加、誠に感謝致します。


懇親会の参加の可否は
メールフォーム登録時にチェックしていただきました!

が、もし!!
参加にしたけど、やっぱり難しい…
不参加にしたけど、出たくなってきた…

という方は以下のアドレスよりご連絡ください!!

会場に連絡をしないといけませんので

12・7(日)
までにご連絡をお願いします★



bridgefjstar★yahoo.co.jp

(★を@に変えて)

までご連絡をお願いします。

12/20脳祭りの振込がまだの方がいます…

12/20開催の脳祭りの参加費の振込がまだの方がいらっしゃいます。


これを最終告知とさせていただきますので


12/5までに振込完了をお願いいたします。

12/6以降に振込の方は
早割料金を非適応
とさせていただきますのでご了承ください。


ご協力お願いいたします。


振込の連絡先が分からない、という方は

bridgefjstar★yahoo.co.jp

(★を@に変えて)

までご連絡をお願いします。

運動麻痺に対する治療戦略と実践⑤ 機能だけでなく生活と心を変える

実感、再現できること
患者さんの身体を動かせるのは、患者さん自身しかいない


前回述べたように急性期の劇的な改善が落ち着き、
神経ネットワークの再構築を行う時期に入ると機能回復には時間がかかります。


またリハビリの提供単位は、回復期退院直後から激減します。

そのため機能回復のためには、リハビリの時間だけに頼るのではなく、生活そのものがリハビリになるようなスタイルが理想になります。


そう考えると、セラピストの介入により質を上げ、病棟や在宅での生活場面に活かし量を確保することが大切だと考えます。



質を上げるとは、

患者さんの望む良い運動を目指しながら、
麻痺側の潜在能力と残存機能を活かした上で、
新たな使い方を再現できるところまで持っていくことです。


セラピストの専門性はここにあると思います。

セラピストはただ歩かせる、ただ物品操作を行うのではなく、問題となっている上手く使えない部分を、使うための促しができる唯一の存在だ と思います。


多くのセラピストは量を重視することで、異常なパターンがどんどん進むことを懸念するかもしれません。

もちろん異常なパターンは少ないorないに越したことはありません。
しかし、京都大学の大畑先生は、「脳卒中後に完全な運動回復が得られるのは15%にすぎない。

つまり、多くの場合、片麻痺患者の運動には何らかの問題が残存することが予想される」と言っています。

残存する問題について、Duncanらは
Impairment levelにおいて90%以上回復する患者は全体の4割以下であるのに対し、
Activity levelの評価であるBarthel Indexが90%以上となる患者の割合は6割程度も存在するとしています。

残存運動機能障害を残存機能により代償することでADL能力の向上は図ることができます。

しかし大畑先生は、(歩行能力についての見解ですが)それでも理学療法の目標の第一選択としては、
以下の3つの理由から、Impaiement level の改善を通して、Activity levelの向上を目指すべきであるとしています。
1.慢性期であっても適切なトレーニングにより神経学的可塑性が得られる

2.代償的な運動が長期的な関節可動域制限や痛みのような問題を引き起こす可能性がある

3.代償的な運動が、その後の麻痺側の運動機能の改善を制限 する可能性がある


さらに大畑先生らは、
「回復期における歩行速度と筋活動パターンの関係について調べたところ、筋活動が健常者と類似したパターンであるほど歩行速度が速かったこと、筋活動の類似性が一定以上改善したグループにおける歩行速度の改善が顕 著であったことが示された。

このことは健常者に類似した歩行筋活動パターンになること、つまり『歩行筋活動の正常化』 が歩行速度を改善する基盤を形成している可能性を示唆している」と言っています。


やはり健常人の動きをしっかりと理解しておくこと、がセラピストとしての基盤となるということだと思います。

基本的な知識があるからこそ、観察により動きの問題となっている箇所を見つけ、触れることで筋や関節に何が起こっているのかを推察・確認することができます。

患者さんは生活場面では無意識に非麻痺側であったり、使いやすい方法で行ってしまいがちです。

そのためリハビリの課題の設定は慎重に行う必要があります。

セラピストは患者さん自身が直面している問題を、1つの課題の前後で改善に導くことが必要です。

患者さんが実感できる方法で効果判定をすることも大切です。


見た目がいくら変化しても、患者さん自身の実感が伴わなければ、またやろうとも思わないでしょうし、それでは生活に汎化しません

そもそも実感がないということはまだ新たな運動パターンを再現するためのコツがつかめていないことが多いです。


再現できるかどうか、これが運動学習をしたかどうかの1つの指標となります。


またリハビリの課題は患者さんの積極的で能動的な参加は必須です。

患者さん自身でしか、患者さんの身体は動かせません。


OT協会の冊子、Opera(2011年3月号)で脳に関する多数の著書を書いている池谷先生が記憶について興味深いコメントをしています。


記憶は出力依存、入力依存よりも出力依存の方が定着率は3倍になるとのことです。

退院後の生活を考えても、患者さん自身が積極的・能動的に機能回復を進める方法を身につけることが大切です。


ただし積極的で能動的といっても、ただ非麻痺側優位に歩くだけでは廃用の予防・改善にはつながったとしても、麻痺側の機能改善には直結しないかもしれません。


生活の中でより効果的・効率的に麻痺側の能力を発揮できるようにすることが、機能回復を目指す上でのセラピストの役割だと言えます。

生活につなげるためには患者さん自身のを変える必要があります。

そのためには動きや生活が変わっているという実感をいつも感じられる必要があると思います。



長々とすいません、最後までお読み頂きありがとうございます。


次回は、実際に私たちセラピストは片麻痺患者さんに何ができるのか、これまでのまとめをしながら考えていきます。



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