スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

患者の心理とBody image,Performance

興味がなければ
何も面白くはない

    ヘレン・マッキネス


さて、たまには臨床的な話しをしますね。
最近は勉強会のことばかりだったので。


ちなみに

自分の講義のスライドが欲しい先生が見えたら
お渡しします。
ブログ右上の”管理人にメール”から
タイトルにスライド希望、的な感じでメールを
下さいませ♪
*外には出さないようにして下さい!!




1年目の後輩が担当している
左大腿骨頚部骨折、PFNAのopeをしている方です。

この方について相談を受けました。

ADLに関してはT字杖歩行は自立しているそうです。
でも杖なし歩行になると全身がカチカチになり
すぐに倒れてしまいそうになったり
手すりが傍にあるとすぐにつかまろうとしてしまうそうです。

話しを聞いていると
左下肢には触れるだけでも筋緊張が高まったり
動かしても抵抗感がある、というだけで
他には何も感じることができないと。

ちなみに痛みはほぼないそうです。

後輩に患者さんのことを色々聞いてみると、
身体機能だったり、
動作の観察はできています。
どんな風に下肢の筋緊張が高まったり
それが何筋であったりと、
解剖・運動学的な
評価はできているように思いました。

でもそれだけでは
この患者さんに起こっている現象は理解できないようです。

つまり、
目に見えたり、触れることのできる
現象は捉えているけども

じゃあなぜその現象が現れているのか、
という原因、
の部分にまでなかなか思考が及ばないのかな
と思いました。


もちろん、うちも1年目ではとてもとても
考えられませんでしたけど…

ただ良くできる後輩なので
何かしら違う視点で考えてもらえれば
と思って色々ディスカッションしました。


多分、抜けているのは…

患者さん自身が
骨折をして、opeをした下肢に対して
どんなイメージを持っているのか
ということも大切だよ、ってことです。

下肢を動かしたり、体重をかけたりするのは
あくまで患者さん自身です。

いくらMMTで筋力があっても
ROMで十分なrangeがあったとしても
患者さん自身が
どこまで自分の下肢に力を入れたらいいのか
どこまでなら曲げても大丈夫なのか
が認識できなければ
決して実際の動作場面では十分に発揮しきれないのでは
ないでしょうか。

opeをして、金属を入れて、
自分の下肢はどのくらい体重をかけていいのか
どのくらい無理をしてもいいのか
不安で仕方がないのかもしれません

体重を全部かけても良い、
とは言われても
まだ腫れぼったいし
なんか創の周りは突っ張るし、

と受傷前と比べたら、違和感だらけの脚…

そんな下肢をどう思いっきり使ったら良いのか
自信が持てないのかもしれません。

まずはそこを伝えることが最初じゃないかと。

心理的なブレーキを外せてこそ、
実際の運動機能の部分にアプローチが
できるんじゃないか、
と自分は考えています。


患者さんは
自分の下肢のどこが悪いと思っているのか?

それを把握し、
セラピスト側の客観的な評価と結び付けることで
患者さん側、セラピスト側の評価が
共通したものになるのではないでしょうか?

ここがずれてしまうと
患者さんはなんで膝折れするのに
お腹やお尻の筋トレをするんだろう、
悪いのは膝なのにな、
なんて思ってしまう可能性があります。

これでは信頼関係も得られにくくなってしまうでしょう。

患者さんの感じる身体に
アプローチする

そしてその変化を
患者さん自身に感じてもらう

ことが大事じゃないでしょうか

変化が自分で感じるからこそ
明日のリハビリの意欲にも
つながるでしょうし、
自主トレもやってみようかな、
なんてモチベーションにもなると思います。

患者さんの言葉から問題点をみつける
なんてことも重要ではないでしょうか
せっかく口や脳は健康な運動器疾患の
患者さんなので★
関連記事
スポンサーサイト

コメント


管理者のみに表示

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。