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触れること、それは患者さんの身体を思い出させること

私たちの人生は、
私たちが費やした努力だけの価値がある。

モーリアック



とりあえず、タイトルだけでもかっこよく(笑)


最近、触れること、患者さんが気づく、感じることって
どうゆうことなんだ?

とそんなことばかり考えています。


それは…………

来月にとある名古屋の病院での今年の締めの勉強会での講義を、
いつもお世話になっているボスから依頼されたからです。


テーマは、
患者さんが実感できる、ことを
勉強会に参加するセラピストに実感できるような内容を…


という完全に無茶ぶりな(笑)講義内容の依頼。


やりますよ、あ~やります★


来るもの拒まずですから、頂けるチャンスはどしどしチャレンジします!


ということで今回のテーマ、
触れることは患者さんの身体を思い出させること

について書きます。




では最近のつぶやきを……………


身体を感じられない方には身体の存在感、
体重がかけられない方には体重をかけても大丈夫という感じ、
痛みが強い方には痛みがなく滑らかに動く感じ、
下肢が重く感じる方には軽く動く感じ、を感じてもらえることが大事。



見た目は同じような運動であっても、
患者さんの認識によりアプローチはもちろん変わるはずです。

見た目の動きを観察することも大事ですが、単なる関節運動だけでなく、

なぜそう動くのか?を考えないといけないと思います。

それに応じて患者さんに感じてもらうべきこと、は変わってきます。



口でゆうのは簡単。
でもみんなが悩んでいるのは
それをどうしたら患者さんに感じてもらえるような関わりができるか、だと思う。

でもそのためには患者さんがどう感じているか、
ということを感じられないといけない。



若いセラピストの方は、多いんじゃないでしょうか?
自分も若き日、患者さんがどう感じているか?なんて考えたことがありませんでした。

見た目の運動だけを修正しようとお尻を前に、とか膝を曲げないで、とか言っていました。

そして膝を曲げないでと言い、患者さんが膝をロッキングしたら、

それは伸ばし過ぎ!!!

なんてゆう無茶な要求ばかりしていました。


患者さんはそれがコントロールできないから困っているわけです。膝がグラグラして、上手く踏ん張れないから移乗や歩行で転倒リスクが高く、介助を必要としていたりします。

そんな患者さんに膝の制御を行わせるようなアプローチ、外見上の関節運動やアライメントだけを基準にアプローチしてしまうとこうなりやすいです。



でもそのためには自分の身体を感じられないといけない。

知識同様、身体の感じとりも、
自分の知っていることしか伝えられないから。
自分の身体を大雑把にしか感じなければタッチも大雑把になる。



だからこの部分が大事なんです。

自分達は立ったり、歩いたり、家事などをしている時に
自分の膝の曲がり具合を気にしますか?

そんなことは多分気にしません。膝に何か心配を抱えていない限り。

そして自分達は膝が伸展していようが、軽度屈曲位だろうが、
さらには深めの屈曲をし、中腰のような姿勢になっても
立位での活動や歩行は可能です。

つまり大切なのは、外的に見える姿勢やアライメントだけではなく、
立つ、歩く、動くための
”コツ”をつかむこと、だと思う

そのコツとは…。自分の身体を使って考えてみて下さい。

僕が言葉で説明しても理解できないと思います。
すぐ理解できるなら、それは頭で理解しているだけです。

自分の身体で
当たり前にできている、下肢を使うこと…。

あなたはどう感じますか?


患者さんも病前は当たり前でした。何も気にしなくても当たり前に立ち、歩けました。

それが急にできなくなる。

どうやってやっていたかも分からない。

何を気をつけたらいいかも分からない。


その状況にある患者さんに
当たり前に使えていた下肢を思い出してもらうために

僕らは何を伝えたらいいでしょうか?


そのためにはまず自分の身体を感じることだと思います。



あと患者さんに触れて、
いきなり動かそうとしてはダメ。

まずは患者さんに何が起こっているのかを感じること。
何が起こっているか分からなければ、
こっちが何をしたらいいかは分からないはず。



みなさん、動かしたがります(笑)

でもまずは患者さんの身体に触れ、何が起こっているのかを感じましょう。

どんな風に姿勢を保持しているのか?
どっちに行きたくなさそうなのか?
どこで力を入れているのか?
どこが全然使おうとしていないのか?

観察の中で、気になる所があれば触ってみましょう。
左右差を感じてみましょう。

そしてその中で、患者さんの特徴を感じましょう。

そしてその原因、仮説を考え手見ましょう。



自分が患者さんに触れて意識することは、
動かすことではなく、患者さんが動けそう、動いても大丈夫そうといった
動くための準備や、動くため・動きを感じるために必要なコツに気づいてもらうこと。

体重をかけられそうだと感じれば、患者さんはかけようとする反応が出る。


歩行を目指すのであれば立位の中で脚が出せそう、と
患者さん自身が感じられることようにすること。

そうすれば手の力が抜けたり、
自発的に一側下肢に荷重したり、
対側下肢をむずむず出すような反応が出るように、導きます。



こちらの関わりは動かすことではなく、
患者さん自身が自分の身体を思い通りに動かせ、
それを自分自身で感じ取れるような
環境、状況を整えること、だと思います。

思い通りに動かせる、ためには
本人の動かそうという出力と
実際の支持面や動かす身体部位からの情報が
一致していないといけません。

重さが阻害因子であれば重さを減らすことを助け、
圧覚が鈍麻しているのであれば、
圧覚に注意を向けやすくすることを助けたりと、

入出力のズレを生じさせる原因を検証し、
その問題となるズレを患者さん自身が徐々にコントロールできるように助けるべきだと思います。




なんてことを考えています。

予測した通りの入力が得られることで


患者さんは

安心、楽、という経験ができます。

その経験を作り上げ、
最終的には、患者さん自身でいつも
安心、楽に動ける身体を作っていけるような
お手伝いができればと思っています!

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コメント

No title
カッサーノくん:

いつもコメントありがとう★

まぁ偉そうにゆうてますが…僕自身まだできているとは到底言えません(笑)

自分がやっていることが正しいかすらも怪しいですし…

まぁ患者さんが楽しく、自分の身体の変化に喜んでもらえるならいいかな、と思っています。

身体の変化がなく、楽しいだけ、ではリハビリとは言えないかも…と考えています。

急性期・回復期では…。

生活期では身体の変化以外のことにも多く目を向けることが必要なこともありますが。


また脳みそ教えて下さいな★

本出したらいいのに(笑)
No title
一言、感動です!!

思い通りに動かせる、ためには本人の動かそうという出力と実際の支持面や動かす身体部位からの情報が一致していないといけません。予測した通りの入力が得られることで患者さんは安心、楽、という経験ができます。

ここ好きです(笑)


自分も、当たり前にやってたことができないこととはどういうことなのか?を少しでも考え、感じ、見えにくい部分を考慮していきたいです。
まさに知識と臨床をつなぐことで本当にブリッジさんには感銘です。



最近は、自分は「待つ」ことも少し意識しています。例えば運動の発現がなかなかされない方とか。

あ~もっと考えねば!!もっと患者さんと身体を通しても対話しないと!!

今回の講義の資料頂きたいです!終わりましたらまたメールさせて頂きます☆

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