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脳卒中の方から学ぶ

自らの強みを知り、それをいかに強化するかを知り
かつ自らのできないことを知ることが継続学習の鍵である。

    P.F.ドラッカー(アメリカの経営学者・社会学者)



ツイッターで、片麻痺となった方とやり取りする機会がありました。

その中で多くのことを気づくことができたので書こうと思います。



管理人:

体幹の機能評価、SIASやTCT,FACTなどどれも課題の成否や随行度で点数化する
重症度を分類し、可視化できることはデータ処理には良いが、
患者さんそれぞれにその課題がどうしてできないか、という原因は異なる。

重症度が分かれば治療介入ができる、訳ではない。どの評価法もそうかも。

そういった評価法は、重症度が重いから歩けません、
なんてゆう都合の良い言い訳に使うのではなく、
そのできない課題に含まれる様々な要素を検証し、
その要素にアプローチした後、変化するか、
といった仮説検証、効果判定に利用すべきだと思う。



Aさん:

脳卒中の後遺症のリハビリの重症度は
当事者本人の障害への意識の違いによるところが大きいと感じます。

恐怖心が体の動きをストップさせます、
麻痺側の手も足も存在しているのに感覚がなく
自分の意識で動かせる範囲が少ししか無い為に

やれば出来るのにようしません。



管理人:

お返事ありがとうございます。
本人の心理面がやはり実際の運動の参加に影響するのですね。
そこにはやはりある程度動くだけでは、
自然な参加にはなかなか結び付かない、ということでしょうか?



Aさん:

脳卒中後の障害者は生活の中のリハビリが全てだと感じてます、
ですから、重要なことは

当事者本人が出来ない事をあきらめない事が日常生活のリハビリに繋がります

自分の意識を変えることで出来なかった事が
出来るようになった事がいっぱいあります。


専門職の支援者の方にお願いしたいことは

あきらめない気持ちの継続方法とトライする勇気の引き出しに
ご協力して頂ければ嬉しいですね

フィジカルアドバイスは真剣に聞いています、

決してあきらめてはいませんのです。




という内容でした。

セラピストが諦めてしまえば、患者さんは自分独りで生活や動きを良くするための答えを探さないといけなくなります。

そして退院すれば毎日いるのが当たり前であったセラピストはそばにはいません。

その中でどう脳卒中になった方が自分の生活の中で自分の麻痺した身体を思い通りに少しでも使えるようになるのか?までを見据えて入院中から関わる必要を感じます。


そして、Aさんもおっしゃられたように、本人の意識がすごく大切だと思います。
あきらめない、ということは言うことは簡単だけど、
あきらめないためには、少しずつでも改善している、という実感をしてもらえないといけないと思います。

頑張っているのに何も変わらない、となればどうしても精神的なストレスになってくるでしょうし、
良くなる、という期待も薄れてきてしまうのではないでしょうか。

いわゆる学習性無力感ですね。

それなのにこちらや周囲の人々がただ、頑張れ、というのは本人の負担を増やしてしまうだけなのかもしれません。

患者さんが毎日の生活の中で、自分の身体が良くなる方向に変わる実感があって初めて、期待が生まれさらにモチベーションがあがったりするのではないでしょうか。

そのような関わりができるような
セラピストに僕はなりたいです。
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コメント

No title
その文章には決して、治して欲しいとは書かれていませんね!僕にはこう聞こえます。治してくれじゃなくて、気付かせてくれと。
できないと思っていることで、やればできるということを気付かせてくれ。ちょっとでも良くなっていることを気付かせてくれ。良くなる方法を教えてくれ。

自分も患者さんが実感できることで、能動性やモチベーションを高めていけると思っています。

患者さんの声は本当に貴重ですね☆

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