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ASRINに参加して下さった皆様に:すぐにできる治療なんてない!

障害からのリハビリは、
今まで考えずにできていたことを、
今度は頭と身体を使いながら再獲得する、
という人生で初めての経験だということを、
セラピストも自覚していないといけない。

         Bridge管理人(笑)



はい、偉そうなこと言いました(笑)。


さてさて、昨日の続きです。

*今回の内容は昨日のASRINに参加した方でないと分かりにくい内容があります。経験した方でないと意図が伝わらないかもしれませんのでご了承ください。


昨日の勉強会でBridge、という存在を知った方はこのブログの過去の記事を遡ってご覧いただけますと
自分の考えが少しでも理解しやすくなるかもしれません。



昨日の講演に参加してくれていたセラピストの方が
ブログに感想やそこから考えたことを
書いて下さいました!

カッサーノのニューロリハ日記



この先生、まだ二年目(だったかな)です。

本当に末恐ろしい後輩です…。


大体このブログを読んだら、
良い感じが分かることの重要性が分かります。


ということで読んで勉強しましょう!!
僕より真面目に説明してくれてますから(笑)


そして今日のテーマは
すぐにできる治療なんてない!

です。



昨日、自分の講義では、机を会場横にはけて、椅子だけにしてもらいました。

さらに「配布資料は見る必要ないです」

と言いました。


その狙いとは………

配った資料は自分の頭の中を分かりやすい形にするために言葉にしてあります。

文献とかと一緒ですね。

じゃあそれを読んだら自分と同じ介入効果が出せるのか…?

昨日参加された方は分かりますよね?!


同じことはできなかったはずです。

それは別に

俺ってすげーだろ!なんてことが言いたい訳じゃもちろんありません(笑)


言葉で説明するのは限界があるってことですね。

言葉で説明できることなんてほんのほんのほんのほんの…………

わずかなことです。


言葉は頭を整理することには役立ちます。

でもそれがイコール治療技術が上がること、とは別次元の話なんです。


スポーツ分野のコーチなんかは脳科学をしらなくても
選手の身体の使い方を上手く引き出すこと、ができる方は沢山いらっしゃることでしょう。



今まで7年間考えてきたことをたったの二時間で伝えるのなんて自分には不可能です。

その限られた時間の中で
参加される方の年代に合わせて、

自分がそれくらいの年代の時に
何に気づくことが一番大切なんだろう?
って考えたのが昨日の内容であり、実技でした。

気づいて欲しかったことは

患者さんの思いが分かるセラピストになって欲しい、ということです。

そのためには患者さんが経験していることを、
参加者の方に、疑似体験でも経験して欲しかったんです。


患者さんってこんなに大変なんだ…
動きたくても動けないんだ…
自分は患者さんになんて無茶な要求ばかり言ってたんだ…

なんてことに気づいて欲しかったんです。

そしてそのあとの実技で、

あっ!!!
おーーーー!!!

なんて感じたあの瞬間、それが「分かった瞬間なんですね」


でもその

おーーーー、なんて感じは上手く言葉で表現できない人が多いと思います。

「お腹がある、分かる」 とか

おじぎできる?とこちら質問したら

介入前は「無理です!!」と言っていた方が
介入した時に「これならできます」という言葉の変化、

この言葉の変化、の中には
言葉では説明できない
身体の感じ取り、があるのではないかと自分は思っています。

意識、無意識との境界はあいまいですが、

上手くできている時とできていない時の違いは分かります。


健常人では腹圧がある程度働いていて当たり前ですね。
だから普段では意識に上がりにくいです。

脱力をした時、と比べることで
初めて違いが生まれます。

その違いを感じてもらい、良い時の感じを再現するために

どんなことに気をつけてもらうか?を
導くのがセラピストの仕事です。

再現するのは患者さん自身ですね。


そこで患者さんができない時、
患者さんは悪くありません。

こちらが上手く導けていない、のかもしれません。



またアシスタントの後輩からは
どうしたら治療につながるんですか?
という意見がまぁまぁあったそうです。

タイトルに書きましたね。


すぐにできる治療なんてない!!んです。


座れない患者さんが座れるようになるためには、

座っている感じを掴むことですよね。

では座っている感じはどんな感じが必要なんでしょうか?
そのためにはどのような要素が必要なんでしょうか?


一回ノートなどに書いてみましょう!
書きだせたこと、それが今の自分の評価、アプローチができることです。

自分の考えにないことは
見れませんし、アプローチできません。

座るための要素とは?
立つための要素とは?
手とは?
足とは?

移乗動作とは?
歩行とは?


などなど、考えたらキリがありません。

でもそれを考えて、自分の身体を使って感じて、分かっていないと
アプローチにつながらないと思います。


治療にどう使うんですか?と質問される方には

じゃあどうしたら治療に使えると思いますか?と
聞くかもしれません。


それを考えるのは自分たちセラピストの役割ですし、それが仕事だと思います。



例えば座位で一側下肢に体重をかけられない人がいます。
そのため立ち上がろうとすれば反対の下肢と両手を使って立ってしまう。

その方は立つための下肢の使い方が分からないのかもしれません。

それはなぜですか?

例えば膝をコントロールできない、と仮説を立てたなら、
それを検証するべきです。

セラピストが膝のグラグラを止めたら、荷重がかかる。

それなら問題点は膝のグラグラですね。
ここでそれでも変わらないならまた違う仮説を立てる必要があると思います。


でも膝のグラグラが問題だからといってこちらが全部止めていたら
患者さんが自分で膝をグラグラしないようにできるでしょうか?

できる人もいればできない人もいます。

できる人はそのグラグラしない感じ、という経験が分かれば
その感じを手がかりに、運動を起こせる人ですね。

ではできない人、膝のグラグラを止めたら荷重できるけどセラピストが手を離したら上手くできない人の場合には
次の仮説を立てる必要があると思います。

ではなぜ膝はグラグラするのか…

またその仮説検証をします。

といったことを繰り返していくことで荷重ができない根本的な原因に近付いていくことができます。


仮説検証の繰り返しなんですね。

問題となる要素を絞り込めば絞り込むほどアプローチはシンプルになります。


昨日の実技で片方のお尻を椅子から出した人でも、
太ももやお尻を触っておくだけで
空中で左右対称な姿勢で座ることもできます。


自分はアプローチに方法論がありません。

患者さんが座れる!足がある!立てる!なんて経験をできるようになるなら

触るだけでも、言葉だけでもいいんじゃないかと思っています。


アプローチの良し悪しを決めるのは患者さんです。
こっちの頑張りや努力や物知りかどうかではありません。


患者さんの笑顔を作れるセラピストになりましょう!

…もちろんトークで笑わせることではありません。
上手く動かない身体が思いどおりに動く喜びや
やりたかったことがやれる!という喜びで生まれてくる笑顔ですね★


昨日の勉強会では、治療の方法ではなく
患者さんと向き合うセラピストに
自分たちが患者さんに行っていることは
果たして患者さん自身はどんな風に体験しているのか?

に気づくきっかけになれば幸いです!

そして、その気づきはあくまできっかけです。

気づき、そしてその後に自分の頭と身体を使って行動できるか?
がもっと大切です!

動かないと何も変わりません。

一緒に悩んでいきましょう!!


お力になれることはなりたいと思うので、
勉強会やってーとか、
実技やってーなどありましたら

管理人を呼んで下さい★

嫁のお許しが出れば喜んで伺います(笑)





何かご意見やご質問などあるかたがいましたら
コメントやブログ横の”管理人にメール”より
遠慮なくお願い致します!
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