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触診ねぇ…触診。

全てをポジティブにとらえる

        長友 佑都



はいどうも~。

もし宝くじが1億円あたったら……
と買ってもいないのに妄想にふける管理人です。


まぁそんなことはどうでもいいんですが、

今回のテーマは

「触診」

です。


スライド希望のメールや
勤務している病院でも

触診が勉強したいです!!

という声を聞きます。


筋の触診、大事ですよね~。



筋の機能解剖は大事です。

外見の動きから筋や関節運動がどうなっているのかを
予測するツールになります。


動きの分析が重要となる自分たちの仕事では
必須なんでしょうね。

でも動きが大事なら
動きが生まれるための
脳の勉強も同じくらい大切なんじゃ?
とも思います。


だけどなぜかこれは
うやむやにされ、敬遠される方も
まだまだいます。
残念ですが。

さて、話を戻しまして…

筋の触診。
もちろん、大事だと自分も思います。


そして先輩セラピストも触診は大事だ、とよく言われます。


でも先輩方も
色々な患者さん臨床経験を積んでいく中で
その重要性に気づかれたんじゃないでしょうか…。



自分の周りでの矛盾は…

「最近の若者は筋肉もろくに触れない…」

なんて声もあれば、

筋肉を勉強している若手に対しては
「筋肉だけ評価しても問題点に行きつかないよ」

なんて声も聞きます。


じゃあどないすんねん!!

と熊本生まれ、愛知育ちなのに
なぜか関西弁で言っておきます。



そんなことを言ってしまう先輩セラピストの方に…


じゃあなぜ筋の触診が大切なのか?

を伝えてあげましょう!


いわゆる動機付けですね。


これまでの経験からでいいんです。

別に教科書に載っていなくてもいいんです。

自分の経験で、今筋の触診が大事だと思うのなら
それを伝えてあげるべきだと思うんですね。

別に筋の触診に限らずですが。


もっと勉強しろ!

というのは簡単ですが、
勉強した先に
どんな役に立つのか?

が分からないと頑張りようがありませんよね…。


例えば解剖の本や触診の研修などで勉強する。
少し復習して同僚と練習する。
下肢疾患しかこないクリニックのセラピストでなのに
手指の背側骨間筋の触診の練習…
臨床では使わない…

忘れる…。


これでは意味がないですよね。


知識は臨床応用という場で実践され、
その場の患者さんとのやり取りの中で
より洗練された

「使える知識=技能」になると思います。

その必要性を理解しなければ
ただ筋肉を触れたらOK!!
とかいう誰の役にも立たないことになります。


だから

筋の解剖→臨床応用という流れも大切ですが、

臨床でぶつかる問題→筋の解剖というトップダウンな流れから
筋の触診についての考えを自分なりに書こうと思います。

あくまで持論です。


例えば歩行。
歩行分析の本を見れば

正常歩行と異常歩行が載っていて、
異常歩行の原因なんてのも書いてある本が多数あります。

そうすれば
臨床で歩行に何らかの障害があった場合、
原因となる筋が書いてあれば、

そこをとりあえずは触診して
歩行中に働いているのか?
短縮していないのか?
健側と比べて萎縮していたり働きが弱くないか?

なんてゆう評価ができます。

またアプローチや治療後の歩行において
ターゲットとなる筋を再確認し、
自分のアプローチの効果が検証できます。


前回の勉強会でお話もしましたが、
動作の前の姿勢が異常であれば
その姿勢から生まれてくる動作も
何らかの異常を抱えたものになります。

その姿勢のアライメントを見る中でも
筋の知識があれば、その姿勢が崩れている原因が
・ある筋の過緊張・底緊張
・ある筋の短縮
・働くべき筋の不全
など
筋肉から予測することもできるでしょうし、
それを触診できれば
その予測(仮説)を実際に確認することもできます。


そう思えば、筋の触診ができることは
患者さんの姿勢や動作を分析する上で必要なツールであることは
間違いありません。


でもあくまで
”ツール”です。

それ以上でもそれ以下でもありません。

単なる短縮ならストレッチすればいいのですが、
いわゆる出力不全や萎縮であった場合、
筋を触れられても
その出力不全や萎縮が改善するわけではありません。

触診はあくまで評価ツールです。

アプローチのツールとはなりえません。


ではここで考えないといけません。

なぜその筋は働かないのか?
なぜ萎縮しているのか?

短縮でもそうです。勝手に短縮することはありません。
何らかの原因があって、その人なりの姿勢や動作パターンでの生活の中で、二次的に硬く短縮してしまったのかもしれません。


筋の出力不全や萎縮、短縮は何らかの原因を抱えた中で動いている「結果」なんです。
(手術や外傷の場合は組織そのものの変化もありますが)

筋の触診はその「結果」を確認するツールでしかないです。


自分たちはその筋の状態を知るための触診を手がかりにして
なぜそのような筋の状態になるのか、という
「原因」を追求しないといけません。

そのためには
ベースとなる動作や身体の知識が必要になります。


股関節の安定性とは?
…が分かれば股関節周囲筋を触る意味が生まれます。

コアスタビリティーとは?
…が分かれば体幹筋を触る意味が生まれます。

上肢の弛緩性麻痺とは?
…が分かれば上肢の筋を触れる意味が生まれます。


自分なりに○○とは?ということを
常に考えることが大切です。


手の役割とは?
姿勢制御とは?
バランスとは?
荷重感覚とは?

という動作や身体の役割、という自分なりの定義を模索して下さい。

その役割が果たされていないかを確認するためには
筋の触診が役立ちます。

でも確認できるだけです。

筋は脳の命令の結果なので。


アプローチはその原因を考え、よりよい変化を生むことです。

その結果、また筋の状態は変化します。



最後に、まとめ


筋の触診は大事。
ただ筋緊張や収縮はあくまで結果。
触診は結果を確認するためのツール。

その前に動作や身体の役割を知らないといけない。
(筋の走行から動作へどんな役割を果たすか?というボトムアップな解釈でもいいです)

いわゆる正常な歩行とはどんな運動か?が分かれば
そこから逸脱している場合に
予測される筋に触れ確認することができる。

でもそれは確認でしかない。

そうなる原因は筋ではないかもしれない。
痛みや認知、心理的、環境要因、姿勢制御など他のことも考えないといけない。

でも原因にアプローチすれば
その結果である筋も何らかの変化を起こす。
その効果判定としても筋の触診は役に立つ。

といったところでしょうか。
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