スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

セラピストが心を考える必要性

5/18のBridgeが迫ってきています…。スライド作りはまだです。
頭の整理のために、事前配布資料をまずは作っています。


参加される方に自分の考えていることをブログでお伝えしておこうと思います。
今回のテーマは、一度の介入で良し悪しが簡単に判別できるものではないかもしれません。

目に見えない「心」…

どう考えていったらいいのか、自分なりにお伝えし、皆さんと一緒に考えていけたらと思います。

ということで
今のところ考えていることを文章にしてみました。

**********


多くの方は、臨床の中で「やる気がない」「拒否的」といった患者さんに
一度は出会ったことがあるのではないでしょうか?


またリハビリの場面でも、
何度も患者に説明しても上手くいかなかったり、
リハビリ場面では上手くできても次の日には元通りに戻っていることはありませんか?

なぜそのようなことが起こるのでしょうか?
そこには心の問題が関わっているのかもしれません。

もちろん心の問題だけが全てでもありません。

心の問題が解決すれば、
すぐさま麻痺が変わるわけでも、
すぐさま廃用が改善するわけでも、
すぐさまADLが自立するわけでもありません。


しかし私たちは、
潜在的に持っている能力(わずかな麻痺肢の随意運動や動作遂行能力)がありながらも、
心のブレーキによりその能力を発揮することができない患者さんを目にします。

そして私たちの介入が上手くいった際、心のブレーキが外れることで、
その時を境に患者自身の表情や言葉、そして行動が変化することを経験します。


私たちセラピストが機能向上を目指して介入したとしても、
リハビリ以外の病棟や在宅での生活場面に反映されなければ、意味がありません。

例え病棟では看護師・介護士さんなどのスタッフが関わり、離床などを促したとしても、退院してしまえばその促しもなくなります。

セラピストがいくら熱心にリハビリ以外の時間や退院後の自主トレを指導し、促しても、
結局行うかどうかは患者さん次第です。

提供されるリハビリ以外は寝ていたり、病棟スタッフの促しによりしぶしぶ行動に移す、時には拒否をする…

なぜ患者さんは自発的に行動に移せないのでしょうか?



そのような場面に出会った場合、患者さんの性格やキャラクターで片付けてしまっていませんか?

もちろん患者さんそれぞれには個性があります。
頑固な人もいれば、何でも自分でやりたい人、痛くても我慢してしまう人、思ったことをすぐ言葉に出してしまう人など様々です。
それぞれに異なった人生経験があり、トイレに行く、歩くということをとってもそれぞれの価値観は様々です。

歩くことを例にすると、健康増進、ダイエット、妻や孫と出かける手段、仕事で重たいものを抱えて移動すること、山に登ること、趣味である老人会の公民館へ行く、買い物ができることなど、様々な必要性や意味付けを持っています。


さらに骨折や脳卒中など発症した患者さんにとっては退院後の生活のための最低限の基準を満たす必要があります。
つまり介助者がいなければ一人でトイレに行けること、
外に出るのであれば玄関の上がり框や玄関から車に乗るまでの庭の砂利道などの移動が可能であるか?
その間の移動距離が問題なく歩行できるか?

介助者がいるのであれば介助者とともに安全に移動ができるか?
介助者もどのような時に転倒リスクがあり、その際にどう対処するかを理解しているか?などです。


私たちの役割は、患者さんそれぞれの個性、価値観を尊重しながら、退院後の生活のための最低限の基準を達成することが1つの目標だと思います。

同じような目標設定であっても、患者さんが違えば介入方法は違います。


ですが心の問題は直接目には見えません。

そのためセラピストも自分の介入が良かったのか、悪かったのかを判断できず困惑してしまうのではないでしょうか?

ですが怒りっぽい患者さんも、いつも怒っているわけではありません。
時には笑ったり冗談を言ったりします。

拒否的な患者さnでも、一週間しぶとく色々介入していると、
いつもより拒否的な感じが少ないと感じることもあります。
訪室すると自発的に起きようとする奇跡的なこともあります。

どんな時に怒らなかったのか、どんな時に少し協力的だったのか、そこに介入のヒントがあります。


 今回のテーマは「心」です。目で見ることのできない心をどう捉え、臨床に活かしていくのかを一緒に考えていきたいと思います。

皆様にお会いできますことを楽しみにしています。
関連記事
スポンサーサイト

コメント


管理者のみに表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。