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PT・OTにできること(私見)

自分を信頼した者がそこにいるとしたら、
不幸にさせたくないよね

             - 哀川翔


5/30〜6/1と横浜で行われた
PTの全国学術集会に参加してきました。


専門学校時代の仲間
Bridgeを通じて知り合った方々

多くの方とお話をする機会がありました。

10年目となった今、
今までの自分が何に向かってきたのか
これから何に向かっていくのか

自分は何ができるのか

そんなことを振り返り、
また他の人から気づかせて頂くきっかけをたくさん頂きました。


そんな中で、

PT・OTにできることは何なのか?

そんなことを考えてみました。
あくまで私見です。

理学療法士及び作業療法士法では

(定義)
第二条  

この法律で「理学療法」とは、身体に障害のある者に対し、
主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、
及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。

この法律で「作業療法」とは、身体又は精神に障害のある者に対し、
主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、
手芸、工作その他の作業を行なわせることをいう。


とされています。

どうでしょうか?皆様の職場の事情と比較すると…

もっと幅広くなってきている気もしますし、
地域性もあるかと思いますが、
それぞれの職域がオーバーラップしているような気もしています。

OTさんが少ない、であったり
訪問リハではPTだけ、OTだけで行っている、という事情があれば
PTでも応用動作を、OTでも基本動作に対して介入することもあると思います。


もちろん専門性を打ち出すことも大切です。

でも私個人的には

患者さん・利用者さんの望むべく方向に向かうのであれば
理学療法や作業療法、
あるいは様々な治療手技でも理論でも

あくまでツールの1つではないのか?

と思っています。

(ただ、私は作業療法の「作業」とは?という本質を実際には詳しく知りませんので、特にOTの方に失礼な書き方をしているかもしれません。ご容赦ください。)

あくまで私見ですので、

自分が患者さん・利用者さんと関わる際には
セラピストとしてできることは

①機能
②動作
③生活
④人生
(+⑤心)


の大きく5つをより良い方向へ変えるために介入しています。

変える、という言葉には語弊があるので
厳密には

「患者さん・利用者さん自身が変わる・患者さん自身で変える」ための支援をする
という風に考えています。

①〜⑤のどこから介入するか、はそれぞれの患者さん・利用者さんで異なります。

逆にいえばどこから介入しても、リハビリと言えるかもしれません。


勉強会でも、職場の後輩にも伝えていますが、

方法論は問わない

でもその介入によって患者さんは良い方向に向かっているのか?

その介入による変化は患者さんの望んでいるものなのか?


ということは考えてもらうようにしています。


勉強会で何度も話している

Wish - Focus - Design


の概念が非常に大切だと思っています。


Wish:相手は何を望んでいるのか。なぜそれを望んでいるのか

Focus:それを阻害している要素は何なのか。介入により変化が期待できる要素は何なのか。

Design:そのためにどのような介入、効果判定(患者さんが実感できるもの)ができるか。


リハビリって
こちらの持っている方法論や治療法に当てはめることではないですし、
単に評価された機能障害(例えば筋力低下や可動域制限、運動・感覚障害)を良くすることではないと思っています。
何らかの介入をして、検査上の筋力や可動域、感覚が向上したとしても、
それが上記の③:生活が変わらなければ、何のためにリハビリに来ているか分からなくなってしまうかもしれません。

もしかすると、機能障害ばかりにセラピストがこだわりすぎてしまうために、
患者さん自身も筋力をつける、可動域を増やすこと自体が目的にすり替わってしまう人もいるかもしれません。

リハビリをする、こと自体が目的になってしまうのかもしれません。


でもそもそもは、何か病前や受傷前にできていたことができなくなってしまい
どうにかしたい、という思いがある方が多いのではないでしょうか?

何らかの機能の低下により、動作、生活、人生が変わってしまい
それを再度、良い方向へ向かうためにリハビリを受けているのではないかと思います。

そこでの介入は様々な方法があると思います。
上記の
①機能、②動作、③生活、④人生

どこから介入しても良いと思います。

機能からアプローチすることで、機能・動作・生活・人生を変えられるセラピスト
動作からアプローチすることで、機能・動作・生活・人生を変えられるセラピスト
生活からアプローチすることで、機能・動作・生活・人生を変えられるセラピスト
心からアプローチすることで、 機能・動作・生活・人生を変えられるセラピスト

それぞれのセラピストに得意な分野や関わり方は違います。

そこに1つの答えはないと思います。


でも大切なのは、

患者さんのWishが少しでも叶えられているのか?

だと思います。


でも、不幸なことは
機能ばかりにこだわりすぎる
動作ばかりにこだわりすぎる

といった1つの視点にこだわりすぎる、ことです。

機能は変わっても生活は変わらない
動作パターンが変わっても、生活が変わらない

それではいけないと思います。

そのために様々な考えを知り、そのための意見交換や技術をお互いに出しあい、
良いとこどりができる

その中で自分なりの介入
自分なりのリハビリを
考え、実践できるセラピストが増えると良いな


そんな風に自分は今思っていて、
そのために
この勉強会や外部での勉強会、後輩の教育をしてるんだな、
なんて気づいた小松でした。

長々とお付き合い、ありがとうございました。
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