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明確なニードがない方に僕らは何ができるのか?【第一話】

どうも、新天地の訪問看護ステーションで働き出し、

10日が経過しました。

オリエンテーションやら営業やら、システム作りやらと
訪問業務には同行ばかりでしたが、
昨日、初めてこちらでの担当の方への訪問へ伺いました。

その方との関わりの中で

ニードって何だろう。
ニードが明確でない方に
僕らは何ができるんだろう、と思い書こうと思います。

一度に書くと、小説のようになるので、
ストーリー形式で、何回かに分けて書こうと思います★

では、
第一話。


2年ほど前に脳卒中になられた4,50代の男性。
検査上麻痺は軽く、Brunnstrom stageは検査では上肢・手指ともⅤ〜Ⅵ。
下肢はほとんど麻痺の様子はみられず、
階段もスタスタ登っていました。

仕事もされており、
仕事で車の運転もされています。

右手の使いにくさと記憶の問題が気になるらしく、訪問リハの依頼がありました。

そして初めての訪問。

話を聞くと、

「特に困っていることはないよ」と。

両手でビンやペットボトルの開け閉めや
右手での窓ふき、
掃除や調理もやっているよ、と。
元々両利きで、字は元々左手で書いているし、
仕事も問題なくやれている様子。

実際に握力を測っても、
右手がほんとにわずかに弱い程度。

手指の分離も少し遅いけど小指までできる。


でも色々話を聞いていると、

「でも、ずっと違和感があるんだよね」と。

「違和感は2年間ずっと変わらない」


少し表情が暗くなり、そう言いました。


ADLは全自立。
それもあってか、はじめは医師も訪問リハの指示書を書いてくれませんでした。

リハビリの必要があるのかと、そう考えたのでしょうか。

それでもこの方はこの右手を何とかしたかったんでしょう。


軽度の麻痺。

医療者にとってはADLも仕事もできるんだから、もうリハビリは必要ないでしょう。

そう考えたのかもしれません。


軽度。

検査の結果ではこう書かれますし、多くの重度の麻痺の方を見ている医療者であれば

麻痺が軽くて、手も動くし、仕事までできるから良かったね、と思うかもしれません。

ADL全自立。
復職もできた。



使いにくさ
違和感

でも生活には困っていない。

皆さんはこの方に対して、セラピストとして何ができるでしょうか?


明確でないニード。

ただ指の運動をすればこの方は満足できるのでしょうか?

週一回の介入で。



皆さんは何ができますか?


では次回に続きます。



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