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活動性を阻害するセラピストになっていないか?

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最近、少しずつうちの訪問の利用者さんが増えてきています。

ありがたいことです。

これも他のスタッフのおかげですね★



では、本日のテーマ。

患者・利用者さんの活動を阻害するセラピストになっていないか?です。


訪問を担当している方で、

両膝OA、左大腿骨頚部骨折の術後の方がいます。


杖を使用して、自宅内は自立。

でも屋外はなぜか車いす。

日中もソファーで寝ていることが多い。


でもニードを聞くと

「外を散歩したい」

とのこと。


歩行を見た感じはできなくなさそうなんです。

そこで
「家の中は、歩けてますし外も歩けそうじゃないですか?」


と聞くと、

「両脚の膝から先が痺れてるから無理」

と言われました。



寝てても、座ってても、立ってても、歩いても痺れがあるようです。


色々評価しましたが、痺れ自体はずっとある様子。
(この痺れの解釈を書くと、今日中に終わりませんので今回は書きません)


でも、見方を変えてみれば

何かしても、痺れは悪化しない


臥位でも立位でも歩行でも変わりません。


そして、普段は自宅内を歩き、お昼ごはんを作り、夜中もトイレに行ってるんですね。



でも本人は、

痺れがある = 外を歩けない。横になる(と良くなる気がする)。


という考えになっているようでした。



間違ったルールですね。


でも、こうゆう方、よくいらっしゃいます。



「歩くと、痛くなるから歩かない」

 ➔ 実は筋力低下による筋肉痛


「歩くのは疲れるから歩かない」

 ➔ 廃用による持久力の低下。寝るからさらに進行の悪循環


このような方々、よくいますよね。


このような方の場合、まず自分は

その考え方は思い込みであること、
この方の場合には、

①自宅内で歩いたり、料理をしても、痺れはひどくなっていないこと

②座っても、寝てても痺れは変わらないのに、
 良かれと思って横になっていることが両脚を使わず、
 それがさらに両脚を弱くしている可能性があること

③臥位で私が足底から力を加えて、荷重をかけた状況を作っても痺れは増強しないこと
 ➔荷重によって痺れが悪くなるわけではないこと

④これまで2年ほど、日中も横になっているが、外を歩けるようにはなっていないこと
 ➔横になっていることで、歩けるようにはならないこと


を会話を通して、お伝えしました。


そして、まずは日中の寝る生活から、座る生活への変更を提案しました。


そしたらその日から座ってテレビを観るように変わりました。
もちろん疲れたら横になっても構わないことをお伝えしました。


座ってても、足の痺れは大丈夫だったよ!と次の訪問の時に言われました。


では来週には少し、外に散歩いってみます?と聞くと

「心配だけど行ってみようかな」

「これまで、外に歩こうなんて考えてもみなかった」

「痺れがあるから、(屋外は)歩けないというか、歩いちゃいけないと思ってた」


と言われました。


この方も、いわゆるROM訓練や筋トレはほぼしてません。

何をやっても痺れがひどくならないこと、に自分で気づいただけです。


患者さん自身の間違った先入観が、行動・活動を阻害していることは意外にあります。

そのブレーキを外してあげられるのも、セラピストの役割だと思います。
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