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7年前の脳卒中の方:それでも運動機能は変化する。

7年越しの脳卒中の後遺症をお持ちの方。

もっと麻痺をした右上肢、手を動かせるようになりたいとの思い。


以前一緒に働いていた先輩セラピストが
わざわざうちを紹介してくれ、
先週から介入することになりました。


すごく明るくて、
前向きで、意欲も高い方。

関わりの中で、僕自身も多くの発見や学びがあるので、
逐一書いていこうと思います。

*またその当事者の方もこのブログを見ているので、その方へのメッセージも込めて


先週は訪問で初めての介入。
共同運動パターンに支配されていた手。
右上肢を使おうとすると肩、肘、指が固まる腕。

1時間の介入で肘だけ、手首だけをわずかながら動かせる。

その時には、他の部位を固めることなく。



でも…

その方の思い描いてる右腕のゴールはもっともっと自然に、普通に、という所にあるはず。

だからそのわずかな変化だけではもちろん満足できないはず。



だけどそのもどかしさを糧に力づくで何とかしようとするとまた腕は固まってしまう。

そこで、
固まらずに動かせることの大切さを伝える。




上手く動かせないのは力が入らない、
という単純な問題ではない。


入りやすいところ、入りにくいところがあり、
頑張ると入りやすいところだけで見た目には動いているように見えてしまう。

でもそれは力づくで、固まった腕を動かしているだけ。


動かしたいところがわずかでも動かせる

まずはここから。



動かしたい部分を動かせるとは見た目だけではない。

例えば肘を動かしたい時には、
肘以外に力が入らないこと、
または肘が動いていることを感じ取れること

さらに肘を動かすために上腕はその位置に留まること、

が含まれる。



共同運動パターンが出やすい方は、

力を入れることしか戦略がなかったり、

力が入っていること、それ自体を頼りにしていることが多い。

それは発症時の動きにくさ、動かなさの中で、
どうにかして「動かしたい」という思いから努力されてきた証でもあると思う。



そして動作の場面や、麻痺側の運動時に目的部位以外に力が入ってしまうことが、長い経過で当たり前、その人にとっての普通になってしまっている。

力が入ったら抜けば、関節は硬くならないとセラピストに教えられ、抜き方の練習をしている。

もちろん意図的に緩められれば固まるリスクは下がる。



でも力が入ったら抜けば良い、訳じゃない。

問題は意図していない力が入ってしまうこと。


抜く、ことよりも、不要な部分に不要な力が入ってしまうことから解決しないと、その方はその先ずっと

力が入る、抜く、また力が入る、抜く…

という循環は変わらないまま。



なぜそうなるのか?

なぜ共同運動パターンと言われる運動が出るのか?

セラピストは何ができるのか?

次回へ続く★
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