スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

患者さんを中心に

悦びには悩みが、
悩みには悦びがなければならない。

            ゲーテ 「ファウスト」

どもども、管理人です。

本日も真面目な話しを…(笑)


8月勉強会の自分のテーマをPostureにしているためか、臨床でも姿勢について考え直す機会が多くなっている気がします。

臨床では、特に若い先生に多いですが、外見上の姿勢を口頭で修正するリハ場面を何度となく目にします。

左に傾いてますよ
膝が曲がってますよ
手に力が入ってますよ
下を見てますよ

などなど…。

もちろん、姿勢や動作を観察することは大切です。
それがあってなんぼだとうちも思います。

でも外見上の姿勢はあくまで外見です。
自分だって完全に左右対称な姿勢をとっているか、
自信を持って対称!!とは言えないですし
実際にはやや左右差があったりします。

そんなもんです…

利き手や利き足もありますし、
足を組みやすい方や
自転車に乗る時またぐ足
立っている時に荷重をかけやすい足
寝やすい姿勢

も人それぞれ違うでしょうし
いわゆるこれまでの人生で構築された癖、
なるものがあるはずです。


だから別に完全な左右非対称な姿勢である必要はあるのでしょうか?

腰痛や膝の痛みなどmalalignmentから生じる可能性のある機能不全が出現するような姿勢はあまりおすすめできませんが日常生活に支障がなければ自分たちも非対称な姿勢をとっているんじゃないでしょうか。

要するに日常生活に支障がない程度の身体機能があればある程度の非対称性なんてあってもいいんじゃないか、なんて思ったりもします。


臨床では
患者さんの姿勢がどう崩れているか、

だけでなく
患者さんの姿勢はどうして崩れているのか

そして
そのことを患者さん自身が気づいているのか

気付いていないのであれば
なぜ気付かないのか


ということも考える必要があるのではないでしょうか?


外見ではすごく姿勢が崩れていても
患者さん自身が
その姿勢が真っ直ぐと感じていたり
姿勢が崩れていないと感じたり
姿勢が崩れているかどうか、なんてことを気にもしていないとしたら

セラピストがその姿勢を修正して、

”ここが真っ直ぐですよ”

というアプローチはどれほど意味があるのでしょうか?


患者さんの感じている身体と、
それを外見だけで修正し”真っ直ぐ”と言うセラピスト

患者さんはリハの先生の真っ直ぐという姿勢は歪んでいると感じるかもしれません
そうすれば患者さんは混乱してしまいます。


なんで姿勢が崩れているのか
どこの身体部位や感覚モダリティを頼りに患者さんは姿勢をとっているのか

なんてことを考えるのも大切なことかもしれません。


患者さんの身体を制御するのは患者さん自身です。

関連記事
スポンサーサイト

コメント


管理者のみに表示

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。