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父の日のプレゼントは…「リハビリ」(笑)

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診断名、という先入観は、
目の前の相手の現象を捉えるのを邪魔します。



先日、実家に子どもを連れて行った日、

うちの親父が、週末の日課のパチンコから帰ってきて早々、

「頚椎ヘルニアで左手が痺れる、マッサージしてくれーーーーー」

とおっしゃる。


そういえば
数年前から頚椎ヘルニアで
首が痛み、手が痺れる、
時には仕事を休むことがあったな…

なんてことを思い出す。



ここ数日の状態を聞いてみる。

3日間ほど、肩の痛みと左手(母指〜示指の対立時)の痺れがひどいと。

近所の病院で首のレントゲンを撮った所真っ直ぐだと言われた。

リハビリを勧められ、

首の牽引をしてきたー、首気持ちよかった−と。



こんな感じ。


私「んで首伸ばされた後は、左手の痺れは減ったの?」

親父「全然★」

私「………???」

私の心の声(ん?じゃあ首関係ないんじゃ?そもそも牽引って効果あったっけか?ともかく親父に対しては牽引後症状変わってないなら意味ないんじゃ?)

私「で、リハビリはしてきたの?」

親父「おーしてきたぞ。うちの子どもも理学療法士って言うたら、苗字でお前って気づいたぞ。有名人だな、お前。勉強会も行ったことあるゆうてたぞ。」

私「それはどーも。でリハビリ何したの?」

親父「首のマッサージ」

私「で、手の痺れは?」

親父「変わらん★」

私「…………」
(ん?この親父は何をしにリハビリに行ったんだ?そしてなぜ微妙に満足してるんだ?首の硬さはほぐれて楽にはなったからだろうけど…訴えのメインはずっと左手の痺れなのに…てかこれは首からきてる訳じゃないな。でも首は気持ち良いから、その場の変化した感では満足度はあるのかもしれないな。

てことはまずは首を触らずに左手の痺れを変えて、
首の痛みと手の痺れは関係ないことを親父に気づかせないといけないな。)



んでもって色々評価。

筋、筋膜、トリガーポイント…

で母指・示指に痛みの再現性があったのは、

第一背側骨間筋と母指内転筋でした。


また首の痛みはよく聞くと

菱形筋〜上腕三頭筋〜前腕骨間膜〜示指伸筋あたりの流れ。

示指の痛みは第一背側骨間筋と示指伸筋の両方が影響している様子。



ということで、まずは親父に自分で背側骨間筋と母指内転筋を自分でマッサージしてもらう。

*僕がやってしまうと、また次回実家に帰るまで自己管理せず、悪くなったら仕事を休む、なんてことになるから。
 依存を生まないためにも、自分でできることは自分でやってもらう。
 自分でも良く出来る、ってことを経験してもらうために。


その後、痺れは…

……………軽減★



そして左の菱形筋〜上腕三頭筋の痛み・痺れについて。

前にならえ、の姿勢をとってもらい、

極力、手を前に伸ばしてもらう。


肩甲骨の外転・前方突出方向への動きを確認。


左が明らかに硬い。


親父に話を聞くと、

そういえば左手で右の肩を触る時に手が届きにくいと。

徒手的に介助して菱形筋を伸ばし、肩甲骨の外転・前方突出位に持っていき、左手で右肩を触ってもらうと

親父「おっ楽に届く★」


ただ、菱形筋は自分では触りにくい…。

そして元々左の肩甲骨の動きが悪い親父に肩甲骨の動きの指導は難しい…。


では姿勢を見てみると、
胸椎の後彎が目立ち、そのために頚部を無理に起こしている。

座位で背筋を伸ばしてもらうと、案の定
首ばかり動いて胸椎・腰椎の動きは少ない。

特に腹部の伸び(胸郭〜骨盤の間)がない。


ハンドリングもしながら腰や首に力を入れるのではなく、腹筋が伸びる感覚を経験してもらう。

背筋を伸ばす時には
首を起こすのではなく、
お腹が伸びれば、顔は自然に前に向くことを経験。

背部に力を入れて固める姿勢保持パターンから
菱形筋など肩甲骨〜頚部周囲を使わない姿勢保持ができるように何度か使い方を指導。

そうすれば首や肩は自由に、そしてゆるくなることを体感してもらう。


①背側骨間筋・母指内転筋をもむ
②お腹を伸ばす

痺れが出た時にやってもらいたいことを2つ提案。


その頃には手指・上肢〜肩甲骨の硬さはとれ、痺れはあまり感じなくなったとのこと。


次の日も暇さえあれば
①、②を自らやっていました。


頚椎ヘルニアという診断名があれば

どうしても現れている現象の原因を
ヘルニアや首のレントゲンでの異常があるから、

と先入観で問題点を出しがち。

でもちゃんと症状と仮説検証をすることは大事ですね★

父の日にこんなことをしてました★



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