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ミニ勉強会★

努力できるということも
実力のうち

       俵 万智



昨日は昼から来月のBridgeで発表してくれるPT・OTの先生に会いました。


そこで発表のために色々こうしたらいいかしら、
なんて意見をえらそうに言ってまして(笑)


とりあえずは発表するPTの先生(Y君)が
まだまだ自分の考えがまとまってなかったので


「この人の何を良くしてあげたいのか?」


をまず一つに絞る作業から始めました。



自分も1~3年目、まぁ今でもそうですが
問題点、がたくさん出てきてしまいます。

気になった所を一つ一つ全部出していくと
キリがなかったりします。


自分が学生の時、
実習でバイザーの先生に言われたことを
自分は良く思い出しますし

若い先生や学生さんにも
聞くようにしています。


「今から20分治療して、って言われたら何を治療する?」

治療を一つだけやれるんなら、何をやる?
これがすごく自分の中で大切なことですね。


ちゃんと評価したことを結び付けて
その中で最も問題のある要素を見つけ出す

これができていないと
20分の中で何も変えてあげられないかもしれないですよね。


たくさん問題点を見つけられるのは良いことだと思います。
だけどその中で治療すべき所はどこか?

を見つけられないと結局はその問題点個別の治療に
ならざるを得ないのではないでしょうか?

筋力強化だったり、ROM訓練だったり…

んで意外に歩行は変わってなかったり…


なんてことになることが多いのではないか
なんて思います。



あと昨日話していて感じたのは

患者さんの言葉
患者さん自身が実際にどう感じているのか

という患者さん主観的な部分を
考えられる余裕がないのかな?
って所ですね。

今回の症例さんは
右片麻痺で個別の随意性は比較的良い(Br-stageⅤ位)
さらに感覚検査では左右差なし
認知機能にも問題はなさそう
なんて感じで患者さんの印象をY君から聞きました


なのに歩行では

膝折れがある
APSを使用しないと歩容が悪くなる

という特徴がありました。


まだなぜ膝折れが出るのか、APSの有無によって歩容が変わるのはなぜか?

という部分をY君はまだ考察しきれていなかったので
じゃあこんな所観てみたら、とかこんな風に評価してみたら
なんて伝えときました。

実際にY君が実践しないと成長できないと思うので…


そして患者さんの言葉、ですが
この方は

自分の歩きがスムーズじゃない、
どんな風に脚が出てるか分からない
立位で体重を右にかけようとすると右に流れてしまう

と感じているそうです。

感覚障害はないはずなのに…です。


この言葉がなぜ発せられたのか

この患者さんがなぜこうゆう表現をするのか


をもっと深く考えてみるべきだと自分は思います。


セラピストの客観的で専門知識を持った評価と

患者さん自身が感じる身体とそれを表現する言葉
といった患者さんの主観的な評価


をリンクできるようになることが大切だと思います。


それができるようになると
治療後に
膝がガクガクしないですね
歩きやすいですね
しっかりと右脚に体重かけられるようになります

なんて言葉が聞けるようになるんじゃないでしょうか?


客観的な評価だけでは
患者さんの動きを捉えるには不十分です。

いくら運動機能が正常であっても
靴下の中に小さな石が入っていれば
それだけで歩容は変わります

そんな状態でいくら股・膝関節にアプローチしても変わらないかもしれません

患者さんに
なんか体重かけにくそうですねとか
右脚に体重かけたくないですか?

なんて患者さんに聞けば
なんか足の裏痛いんだよ…

んで足みてみたら石があることに気づくかもしれません

それをとれば治療完了です。


リハの主役は患者さんです
セラピストの技術を披露する時間ではありません

主役となる患者さんが
よりよく動け、感じ
退院後の生活に希望を見出せるようにするための
黒子ぐらいの役割でしょう、セラピストは

自分の評価が正しいと勘違いしては
本当に患者さんの抱えている問題は見えないかもしれません



客観的な評価だけが先行して
患者さんの思いが置き去りにされては



ただリハをセラピストの言いなりで「やらされている」だけになるかもしれません





客観的な評価だけではたどり着けない領域があります

Y君は今その狭間くらいにいるのかもしれません


今回の患者さんも
観察だけではみることのできない問題点があるように
感じます。


患者さんの言葉に耳を傾けることで

新しい道が見えてくることを祈ります。


でもまずは客観的な評価もしっかりできるように
一緒に頑張りましょう★
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コメント

お疲れさま
おとといはお疲れ様&ありがとう★うちも最近気付きました(笑)当たり前のことなんですが意外に気付きにくい…目に見える患者さんではなくて動きばかりに目がいってしまいます

なるべくしてなったポニョ先生にはこれからも活躍してもらいますんでよろしくどうぞ☆
主役は患者さん

これは本当に大事ですね。

ここ最近で気づいた気がします。

関係ないですが、
ホクロは漢字変換で黒子です。
僕はなるべくしてPTになったようです。

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