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グライダーと飛行機(内容を追加しました)

成功は結果であって
目的ではない。

    フローベル 「随想」


最近、買った本に面白いことが書いてありました。

確か

思考の整理学

なんて本だった気がしますが…



グライダーと飛行機

どちらも空を舞う物ですが
グライダーは自分では飛べません


学校教育はいわゆるグライダー人間を
主に育てる場所だそうです

飛ばしてくれる
先生と教科書があって

用意された環境の中で良い成績を残せる生徒が
いわゆる良い生徒
な訳です。


でもビジネスの世界では
創造性や発想力
が求められます。


学校の成績がいくら良くても

自分で空を飛ぶ能力
飛行機人間の能力
があるとは限りません。


リハビリテーションの世界でも一緒だと思いました。

グライダー人間のセラピストは
教科書の知識で
また客観的な、目に見える評価で
患者さんを捉えようとします。

筋力だとかROMだとか
姿勢・動作分析だとか…


グライダー人間-グライダーセラピストは
解答をすぐに知りたいようです。

動作分析の方法が知りたいです!
評価の方法が知りたいです!


何か自分を飛ばしてくれるための
道具を求めます。

自分で空を飛ぼうとは考えません。


皆さんが
教科書に載っている方法は知っていても
それだけでは臨床では
上手く治療に活かされないことは
薄々感じているんですよね

多分、程度の差こそあれ
同じ目を持っているので
若い先生でもベテランセラピストでも
患者さんの動きは同じように見えています。

教科書では
それを筋力低下や可動域低下
麻痺なんて説明をしていることが多いです。

グライダーセラピストは
飛ばしてくれるための道具(先輩の助言や文献など)
を必要とします。

というかそれに頼ります。


それ以外の原因が何かあるのでは??

と疑問に思ったり、他の可能性を考えることができるかどうか

がグライダーと飛行機セラピストの違いじゃないでしょうか




勉強会で何度か言っていると思いますが

運動は
その人の意図や、取り巻く環境、その時の気分や
自分の身体をどう感じているか
など色んなものを含めて
脳が情報処理をした結果
現れているものです。

リーチ動作であっても
その日その日で全く同じことはありません

着ている服の伸び具合だとか
その日の肩の凝り具合とかでも
変わるはずです。


飛行機人間-飛行機セラピストは
運動を見た時に
なんでそんな風に動くんだろうという

目に見えない部分を想像できるセラピスト

自分的には

患者さんの思いが分かる(想像できる)セラピスト
動き以外の部分にも目を向けることができるセラピスト
そしてそれらを仮説・検証し
治療に取り入れることのできるセラピスト
のことだと思います。



そこにはバイオメカ的な物理的な問題だけでなく

神経科学や心理学や哲学チックなものも
必要になるんじゃないかと考えてます。

人間はロボットではないです。

動作から解析できる情報だけで
治療できるのであれば
必要なのは目ではなく動作解析機器ですよね


自分達には
細かい動きや目線に気づく目も
コミュニケーションをとるための口と耳、
目では捉えられない変化に気づく手をはじめとする身体があります


においについては自分はまだ何ともいえませんが
五感をフルに使って
患者さんを捉えることができます。


人間について分かっていて
本になっていることなんて
本当に本当にわずかなことではないでしょうか


ノーベル賞を受賞するような人でも
まだまだ脳は分からないことだらけだといいます。

どこに自我や意識があるのか
特別な場所があるわけではなく
脳全体の活動として意識が生み出されるのか
なんて議論が行われているレベルのようです。

世の中分からないことだらけです。

風邪をひく根本的な原因もまだ分かっていないようですし
(だから特効薬はないいんですね。
解熱や消炎だとかの対症療法薬が売られています)

秋になんで葉っぱの色が変わるのか

なんてこともはっきりとした原因は
まだ突き止められていないようです。


だから先人の知識を利用することはもちろん大切ですが

それだけじゃない可能性を
自分で考えることの方が
今後のリハビリの発展には
大切なんじゃないでしょうか?


研修やこの勉強会に出ているだけでは
飛行機セラピストにはなれません

うち(管理人)や講師が言っていることを
そのまま信用しても意味がありません

言われたことそのままやっているのであれば
まさにグライダーセラピストですよね

講師が講義で話していることは
頭の中でそれこそ色んなことを必死に
考えて
それをすご~~~く
簡単に説明しているので…


言葉では理解しやすいですが
いざ実技になると?????
となってしまうのはそのためです

講義の内容を
いかに自分で想像して
臨床に活かすために
自分なりに試行錯誤できないといけないと思います

知識を増やすことは簡単です。
頭で理解することは簡単です。

それを臨床に活かす、
つまり自分で飛ぶためには
努力が必要です。


でもまずは基礎となる知識は必須です。

基本的な飛び方を知らないまま
飛ぼうとすれば
事故ります。
良いアプローチどころか
患者さんにデメリットを生むことさえ
あるかもしれません。

どんな人でも最初はグライダーから始まります
学校の先生や先輩、教科書や文献から
飛んだ後の基本的な操作方法を学びます

でも飛び方、
はあんまり教えてもらえません

というか自分で考えないといけません

搭載するエンジンはそれぞれ違います
個々の個性というものがあります

興味を持つ分野でも
とっかかりは違うかもしれません


臨床で教科書では解決できない
問題に直面した時に

分からないなぁ
で終わるのか

何とか他に方法はないのか?!
と必死に色んなことに手を出すのか

で差が出ると思います


飛行機セラピストが増えてくれることを願います★
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コメント

若いうちはいいんぢゃないですかねぇ
でもワタル先生やその周りの人達はあとむで飛ぼうとはしてるんぢゃないですか?!

学校ではそして臨床でも飛び方はたぶん教えてくれません
教えてもらっていたらそれはやっぱりグライダーですしね

飛んでる人を見て刺激を受けて真似したり試行錯誤してる中でいつの間にか飛べる力がついてたりするんぢゃないでしょうか

Bridgeも他の研修やら勉強会もそうですが出てるだけで、また内容が理解できるだけで飛んだ気になっていては多分成長できません…
ぢゃあ逆に講師だったりシンポジストだったり実技を指導したりと伝える立場になった時に自分の言葉で伝えることができません

言葉だけ知識を知っていても目の前の患者さんは変えられないと思います

知識をどう自分なりにアプローチにつなげるか

はセラピストがそれぞれの知識、個性で違うはずです

ただ真似しても同じ成果が出ないのはベースの知識やら感じる力に差があるからなんでしょうね★


ワタル先生は飛べるセラピストなはずです

うちも周りに飛んでいるセラピストがいるから自分も負けずに飛ぼうと思えます

お互い飛んでると勘違いしているグライダーセラピストにはならないよに精進しましょう♪
小松ジャンボ先生
染みました。

心に。

ボクはそれこそいい風を追い求めては、上手に飛べた気になっていました。
グライダーに乗りながら周りのジャンボ機のマネをしようなんて無謀な事をしていました。
グライダーがいきなり飛行機にはなれませんが、小型エンジンくらいはつけていきたいです。

メンタルが弱いボクはこういう自己啓発みたいの好きです。
また教えてください!

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