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USN、なぜ視空間が意識できない?

20%の人々は、
常に何ごとに対しても反対するものだ。
          
      ロバート・ケネディー(政治家)




面白そうな本があったので
中身を見ずに買ってみました(笑)





半側空間無視についての本のようです。

半側空間無視、USNですが
うちの病院でもちょくちょく見かけます


たまに聞くんですが、

「もっと左見て!!」

ってゆう言葉は
USNの患者さんにとって
意味のある言葉なんでしょうか?

USNは半盲とは違います

左の視野に問題がある訳ではないはずです


左の視空間が認識できない

さらにいえば

左の視空間が認識できていない
ということを自覚できない

ことが障害なのではないでしょうか??


脳は”ない”というものを認識するのが
苦手なようです

腰の疾患など、一応
脳が普通に(?)機能している状態では
「足先の感じがないんです」

つまり足、という身体のイメージはあるんだけれども
足先の感覚がない、ということを理解できています

しかしCVAなどで頭頂葉などに障害を受けると
元々の身体や空間のイメージそのものが失われる患者さんがいます

USNとか
身体失認とか
病態失認とか

視覚や体性感覚など、いわゆる感覚は
生まれてから”ない”なんて経験は普通、していません

赤ん坊でも未分化ながら
全ての感覚は兼ね備えて生まれているようです

それを経験の中で
視覚や聴覚や体性感覚に分化し
発達を遂げていくみたいです。

CVAになり
生まれて初めて”ない”という状態にさらされた脳は
手足や視野が”ない”という状況を適切に解釈できなければ
はじめから手足や視野を”認識しない”という
選択をする可能性があります。

脳は勝手にないものを埋めます
学校とかで習った”視覚の盲点”を覚えていますか?

視覚には見えない部分があります

でも普段はそんなことに気づきません
盲点の周囲の状況から
脳が勝手にその部分を埋めているからです


盲点同様、
USNの患者さんも
視野が失われたことに気づいていません


それなのに
「もっと左を見て」
という言葉を言われても
何を、どうしたら見えるのか分からないのではないでしょうか
患者さんにとっては見えている視野が

昔同様に”見えている”と感じているからです。


USNに限らず

患者さんに気付かせられる援助ができるようになる
セラピストになりたいですね

そのためにはまず病態の
メカニズムを知る必要があります。

目に見える病態はあくまで
脳の情報処理の結果です。
運動も同様ですよね。

何が原因なのか?
を追求するハングリーさを
絶やさないようにいきましょう!!
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